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【感想】『ライフピボット』著者:黒田悠介さん を読んでみた

どうも、UNCOMMONにバチバチにいかれたカイトです。

今日は黒田悠介さんの『ライフピボット』を読みました。

https://book.impress.co.jp/books/1120101063

自分が所属している朝渋の著者イベントや、好きなYouTubeチャンネルで取り上げられており、読むのを楽しみにしていた本です。

本の内容はというと、

人生が長期化した反面、ライフスタイルは短期化し、かつてのように1つのゴールを目指すような未来は描けなくなりました。激動の時代では、いくつもライフスタイルを転換(ピボット)しながら生きることが当たり前になりました。本書では、そのような生き方を「ライフピボット」と命名し、いつだって何歳になっても自分らしい選択をし続けられるような考え方や行動指針を体系化。日々の行動は「三つの蓄積」「三つの行動原理」「6つのアクション」を足場とし、時に偶然を味方につけながら、縦横無尽に未来を描く方法を解説します。

引用:インプレスブックス 本紹介ページより

という感じで、これからの生き方と実践方法をライフピボットの実践者のコラムを交えながら書かれています。

自分は読み終わった後に、ビジネス書界の最強の1冊である『7つの習慣』の第7の習慣:『刃を研ぐ』の現代版だなと思いました。本に書かれていることを実践することで、これからの長い長い人生をより充実させることができるのではないかと思いました。

今回も個人的にティンときた部分をベスト3にして紹介していきます。

主要的な部分は他の方のnoteやYouTubeの要約動画などを見て参考にしてみて下さい。著者の黒田悠介さんが色んな人の感想、紹介文などをまとめているので、コチラがめちゃめちゃオススメです!


第3位:計画的偶然性理論

この計画的偶然性理論は、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱したキャリア論です。この研究によると、「個人のキャリアの8割は予想もしない偶然によって決定される」ということなのだとか。

確かに、部署の配属や部署の方とのめぐり合わせなんて運でしかないなと思いました。

しかし、この計画的偶然性理論の大事なところは、「偶然を味方につけることができる」ところです。自分から、より偶然を味方につける行動を取ることで、ポジティブな偶然(新しい出会いや発見)が起きやすくなります。

「8割が偶然だったら、流れに身を任せよう」と何もしないのか。

それとも、「8割の偶然を少しでも自分の味方にしよう」とアクションをするのか。

なんとなく、後者の方がポジティブな偶然が起きそうですよね。

本書では、ポジティブな偶然を引き寄せる具体的な行動例が書かれています。提唱されている理論自体は古いものの、現代でも通用する考え方で参考になりました。

第2位:アクションのすべてに通底する三つの行動原理

本書では、ライフピボットに必要な様々なアクションを紹介しています。そして、それら全てのアクションに通底している三つの行動原理が自分の中に響きました。

①やってみよう ②改善しよう ③ギブしよう

です。

中でも自分は③ギブしようが心に残りました。

「情けは人の為ならず」と同じ様に、ギブをすることで思いも寄らないリターンがあったりします。また、リターンは他者からのみならず、ギブをすることで「自己理解」が深まることもあります。皆さん是非、ギブをしていきましょう。

ただし、2個だけ注意があります。それは、「見返りを求めない」と「自己犠牲に注意する」です。ギブをすると予め意識しておくことで、見返りがないことに傷ついたり、過度なギブで自分の時間を削る心配が減ると思います。

第1位 努力は夢中に勝てない

この文章を読んだ時に、首取れるんじゃないかと思うくらい頷く自分がいました。

夢中で取り組んでいたら、努力と違い、継続することが苦になりません。継続することでスキルも向上します。夢中に取り組む姿を見て、周りの人は興味を持ってくれたりします。

確かに、自分も夢中になっている人を見ると、「面白そうだし自分もやってみようかな」と思って、本を買ってみたり、この間は燻製を初めてやってみました(やってみた結果、簡単で美味しい事がわかり、楽しい趣味になりました笑)

こんな風に、夢中に取り組むことはメリットだらけです。自分にも周りにも良い影響が生まれます。その夢中を見つけるために、どんな仕事の分野や趣味の活動なら自分は夢中になれるのだろうという「自己分析」が非常に重要です。

なので、前述の偶然を引き寄せるためのアクションギブをして、そこで得た経験を元に自己分析を行います。そこから自分の今夢中になれるものを取り組んで、そこから更にキャリアを進めていく。

これがより良い流れとなり、本書でいうところの『ライフピボット』の実現を目指していきます。


【おわりに】

最初にも書きましたが、本書は7つの習慣の「刃を研ぐ」の実践編だと感じました。

本書の内容を実践することで、少しずつ少しずつ人生をより良いものへと近づけることができると思います。実践する内容も多岐に渡っているので、気に入ったものから初めてみるのもオススメです。

非常にとっつきやすく、読んだ後はアクションを起こしたくなる本だと思いました。ちなみに、本書の付録に自分のライフピボットを可視化するための「ハニカムマップ」が付いてきます。これもまたオススメです。

そんなわけで是非、読んでほしいです。

【具体的なアクションプラン】

・来週までにハニカムマップを作成して、Twitter上で発表する


【次回の読書note】

次回は伊藤羊一さんの『ブレイクセルフ』を投稿します。それでは!



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