なんて可愛い子なのでしょう
お花を見ては笑ってる
おやおやよ～く見てみると
お花のほうが笑ってる
夜泣きしたらば見せようと
お花一輪とったけど
夜泣きする頃そのお花
しおれて悲しいお姿に
ならば代わりにこの私
お花のように笑っては
満面の笑みであやしましょ
ところがどうしたことでしょう
どんなに笑顔であやしても
夜泣きはひどくなるばかり
ふと見た鏡に映りしは
枯れたお顔の苦笑い
これじゃ泣き止む訳もなし
そんな姿を眺めては
しおれたお花が笑ってる
情けないやら悲しいやらで
私の顔もほころんで
気付けばひとり笑ってた
お花の笑顔のそのように
私も笑顔になれました