第39話「対人援助の現場で使える 聴く・伝える・共感する技術 便利帖」を読んで(1)~訪問介護~
◼️始めに◼️
皆様、お世話になっております。今回の記事は読書感想文です。
◼️書名◼️
「対人援助の現場で使える 聴く・伝える・共感する技術 便利帖」
◼️基本情報◼️
著者/大谷 佳子
発行人/佐々木 幹夫
発行所/株式会社 翔泳社
全158P
◼️購入した動機◼️
私が今まで実施してきた事の確認や、新しい切り口を求めるという目的に適っていたため購入しました。心理学の裏付けがあるのも良いな、と、思いました。簡単に分かりやすく説明して下さってます。
◼️小見出し◼️
「対人援助の現場で使える 聴く・伝える・共感する技術 便利帖」より「一体感を生む波長合わせ 気持ちのトーンを合わせよう」
◼️気になるキーワード◼️
・ペーシング
・ミラーリング
◼️感想◼️
ペーシングやミラーリングは、てっきりバリデーションの技術で、認知症の方ばかりにするものだと思っていましたが、私の勘違いでした。
お客様に波長を合わせる努力は、今までも無意識に行っていました。呼吸を合わせ、話を合わせ、ペースも合わせ…。それがペーシングという技術なんだ、と知り、逆に意識すると、上手く出来ないかもしれませんので注意します。(汗)不自然になって、かえって不快感を与えてしまいかねませんね。…国家試験にあったかなぁ…(汗)けれど、理論も知って実践に活かしたいので、勉強になりました。
ミラーリングは、私がされる側なら、あまり頻繁にされたくないな、と、思ってしまう技術なんですが、間をつないでいるのかな、と、いらぬ勘繰りを入れてしまうんですね。ですが、自然に見える限度を守れば、相手との一体感や親近感を抱けるのも頷けます。
この「さり気なく」が大事であり、難しいと感じているところです。繰り返しになりますが、私はあまりにもされると、真似しないで!と、言ってしまうと思います。将来、自分が高齢者になった時、介護して頂く介護職員の方にそう言ってしまわなければ良いのですが。程よくお願いします、と思う私は、カスハラしない様に気をつけます。…話が逸れました。
「さり気なく」の意味
さりげなくの意味はわかりますが、ミラーリングは何回位が好感度が高い、等と統計が出ていると参考にするのですが、記述はないので、その場の雰囲気で、という事でしょうか、あるいは暗黙知ですかね。
そこで、ChatGPTに質問してみました。
【Q.】
ミラーリングは何回位までが理想、等という統計はありますか?
【A.】
ネットでも検索しましたが、出ませんでした。
やはり、その時々をしっかり掴むという事かと思いました。個別に。
◼️最後に◼️
関係者の皆様、これから勉強させて頂きます。有り難うございます。
今回の画像はyayuyoco様からお借りしました。有り難うございます。
皆様、お付き合い頂きまして、有り難うございます。
また宜しくお願い申し上げます。