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Gemforexは、今後どうなるのか?

FXに関心がある方なら、現在日本国内で話題になっているGemforexについて 知らない方はいないと思います。 そこで今回は最近TwitterなどSNSで話題になっている Gemforexについて話してみようと思います。 ※この内容はあくまでも私の主観的な考えです。 私は経済に関心が高く普段からFX取引もしており、 国内ブローカーはもちろん海外ブローカーも使用しています。 Gemforexは海外ブローカーを利用する日本人の中では、 「MADE IN JAPANというタイトル

    • 貨幣の歴史– 1.貨幣とは?

      お金とは何だろうか? 数字が描かれた紙を何枚か稼ぐために、行きたくない会社に 行かなければならず、自分を冷遇する人々に営業しなければならず、 赤の他人と共同プロジェクトを推進する必要があるのでしょうか? その理由は数字が描かれた紙を信じるからです。 皆さんが常にお金を欲しがるように、 皆さんの友達、家族など誰もがお金を必要としています。 それは人々が必要な財産やサービスをお金で交換できるからです。 お金は、ほぼ全てのものを他のものに変えることができる交換手段であり、 富

      • 世界経済の歴史について(7)

        前回、FRBの構造と役割について話しました。 FRBはアメリカの金融の歴史だと言った理由も大体分かったことでしょう。 役割は以下の2つだけ覚えていればいいと思います。 (1) 金利の決定 (2) 通貨量の決定 (量的緩和- 通貨の増量、 出口戦略-通貨の減少) ではなぜ、FRBは遅くに設立されたのか?と疑問に思うかもしれなし、 アメリカ=FRBという構造はいつから出現したのでしょうか? 設立の背景 アメリカは産業革命後、急速な成長を遂げます。 しかし、需要が供給より増え、

        • 世界経済の歴史について(6)

          前回までは、各国に対する経済知識を蓄えてきましたが、 最も重要なアメリカについて言及しませんでした。 アメリカは世界経済大国の地位を強固にしつつ、これまでその経済力と 経済力に裏打ちされた軍事力で世界に号令をかけています。 私たちが近代そして現代経済史を理解するために最も重要な国家は "アメリカ"です。 その中で、私たちがFOREXという商品を扱うにあたって最も多く目にする ニュース、そして彼らが行う政策で最も重要な機関はFRBです。 それでは、アメリカの金融歴史とFBR

        Gemforexは、今後どうなるのか?

          世界経済の歴史について(5)

          第二次世界大戦が終戦を迎える前後の時期について、 私たちが理解しておかなければならない国があります。 その中で、日本とイスラエルは近代史と現代史の過度期において 見直しておくべき国家です。 日本とイスラエルは世界史で多く言及されていますが、 日本人の私たちでも 日本に対して正確には理解できていない部分が多いのではないでしょうか。 流れを把握するために話していきます。 日本とイスラエルに対する理解度があってこそ、 現代に動いている経済体制に対して、「そういうことか」と理解

          世界経済の歴史について(5)

          世界経済の歴史について(4)

          駆け抜けるように進んできました。次は冷戦時代です。 第二次世界大戦の終結後、ドイツは東ドイツと西ドイツに分かれ、 日本は天皇制を認めるという条件のもと、アメリカ軍の実質的な統治下に 置かれることになりました。 この時期からアメリカとソ連は 資本主義と共産主義の"冷戦時代"に突入します。 これを"Cold War"といいます。 アメリカとソ連は勝戦国でしたが、すでにこの時お互いに違う経済政策を 持つようになりました。 アメリカ: ニューディール政策で国家が経済に介入する

          世界経済の歴史について(4)

          世界経済の歴史について(3)

          前回はヒトラーの登場まで見てきました。これまでの内容を簡単に整理し、続きを話します。 1. 過去の封建制からフランスで起きたフランス大革命により王権が崩れます。 2. その後、各国家で産業化が加速し、イギリスの産業革命は従来の需要と供給のバランスを崩すきっかけとなります。 3. 供給の増加により需要先を探すようになり、産業化を早く始めた国であるイギリスやフランスは植民地を探し始めます。 4. しかし、封建制の崩壊が遅くなり、"産業革命" つまり供給が増える現象が遅れた

          世界経済の歴史について(3)

          世界経済の歴史について(2)

          前回は、第一次世界大戦まで説明しました。 今日はその続きの話をしていきます。 その前に改めて忘れてはいけないのは、 "世界史は生産と需要の原則を基本に派生に派生を重ね、 私たちが住む社会が形成されている"ということです。 第2次世界大戦の説明に入る前に、 まずは世界的に最も問題のあった世界大恐慌について簡単に話します。 1.世界大恐慌 1914年から1918年まで第一次世界大戦が終戦し、 敗戦国となったドイツとその他の国家はとても辛い時期を迎えることとなります。

          世界経済の歴史について(2)

          世界経済の歴史について(1)

          世界経済の進化について、簡単に説明します。 専門家ではないため間違っている部分もあるかもしれませんが、 自分が得た知識を皆さんに共有できたら、という思いでこの記事を 綴っています。 今、私たちは資本主義の世界で生きています。 資本主義とは一言で言うと、生産と消費が自由に行われ、 生産者の権利と私有権を認めてくれる世界でしょう。 個人の財産を補償するからといって、 それは私たちが知っている資本主義ではありません。 共産主義体制でも個人の財産は認めているのです。 生産でき

          世界経済の歴史について(1)