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小説を適当に頑張ろうと考えております

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記事一覧

裕策君へ①

私は彼を笑いはしない。ただ、残念なのだ。私は彼を侮蔑したりはしない。ただ、無念なのだ。永久に伏した砂利のように私は、ただ、裕策君を想う。 私は彼との面識は一度…

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5年前

戯れ言

雨に隠れて願わくは豊穣の国 とんでもない、とんでもない。ただの日記。一体、なんど失敗しれば気がすむか。君が今画面の文字を打つ手を下に捲ってご覧。ふふん。あれは…

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5年前

つまらんもの書いてないで、いい加減短編の一つは書かないとな

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6年前

誕生日

右足が痛かった。キリキリと引っ張られるようなこの足を、耐え続け、抜け出た先は湿地帯。 下はぬかるみ、辺り大小バラバラの水溜まり。そこに何か映えている。お母さん、…

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6年前

気付くと影が消えていた。 代わりに、遥かな上に星が集っていた 人から忘れ去られた悲しみを、数多に繋ぐ星群が。 彼らは、太陽から見捨てられた、地上の奇妙な放埒を、静…

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6年前
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よっしゃーやるぞ

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6年前

裕策君へ①

私は彼を笑いはしない。ただ、残念なのだ。私は彼を侮蔑したりはしない。ただ、無念なのだ。永久に伏した砂利のように私は、ただ、裕策君を想う。

私は彼との面識は一度もなく、人の見聞に依ってのみ彼の容姿と性質を理解するだけだった。平日の朝刊を読んで彼の最新の顔を知ったのだが、「ああ、これはどうにも」と思い落ち着くには十分なほど、彼の面付きは収斂としてただよらぬ暗さを帯びている様子だった。この時彼がどん

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戯れ言

雨に隠れて願わくは豊穣の国

とんでもない、とんでもない。ただの日記。一体、なんど失敗しれば気がすむか。君が今画面の文字を打つ手を下に捲ってご覧。ふふん。あれは、君に名付けられし世捨て人たち。ああ、可愛そうに。君の願いを聞き入れ、私が、いや僕が、としゃあしゃあの名乗り出たために亡国。いく当てない、ゴールを持たぬ走行者、永久に吊り橋に置かれた恋人、白痴知らない狂人。ああ可愛そうに、可愛そうに!

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つまらんもの書いてないで、いい加減短編の一つは書かないとな

誕生日

右足が痛かった。キリキリと引っ張られるようなこの足を、耐え続け、抜け出た先は湿地帯。

下はぬかるみ、辺り大小バラバラの水溜まり。そこに何か映えている。お母さん、お父さん、ともだち、そして恋人?まさか。あれは、自分だ。だって足にまとわりつく、こんなに泥だらけじゃあ、自分以外誰がいるって言うんだい?

走らなければ。足が痛い、泣きそうだ。でも走らなきゃ。この帯は遥かに続くのだから、そ

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気付くと影が消えていた。
代わりに、遥かな上に星が集っていた
人から忘れ去られた悲しみを、数多に繋ぐ星群が。
彼らは、太陽から見捨てられた、地上の奇妙な放埒を、静かに見下ろしている。