さめちゃん

カメラのデザインをしたい学生

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香川と神戸、青色の見え方

予讃線に揺られてふと、さめが高校2年の時言われたことを思い出したのでnoteに書き連ねてみます。 色彩構成の練習をしていたときに、指導を受けていた井上先生からこんなことを聞きました。 「香川で育った子たちの色彩を見ていると、他の地方の子たちとは違った表現をする。推測なのだけど、その理由は瀬戸内海気候の乾いた空気が光を鮮やかに透過して、見るものが鮮やかになっているからなのじゃないかな。ギリシャみたいな感じ」 その当時自分はそこまでしっかりとした観察眼を持っていなかったのと、

    • フィルムカメラリバイバルと「写真を撮る」という行為について

      最近フィルムカメラリバイバルを感じている。 プロダクトスタジオで、ちょっとした作業をしているとジャキ!ベーっというフィルム自動巻き上げ特有の音が聞こえてきた。 知っているだけでも10人くらいはコンパクトフィルムカメラを持っている。嬉しいような、なんというか、、な気分である。 学祭が開祭され、道行く人の腕やポケットをみてみると、Konica BIG miniだ!OLYMPUS penだ!!フジのナチュラクラシカルだ!!とカメラオタクがワクワクするような物を持っていた。

      • 写真とプリントと紙の質感

        改めてビジュテクで使ったイルフォードの半光沢紙を見てみると、特性のない特性を持ったいい紙だなぁと思います。0ってすげえんだなって感じ。 展示会で使ったクリスピアは光沢感がありすぎて、湿度の高ーい質感を持ってしまいました。湿度±5みたいな笑 林口先生によると、「植物園の写真みたいだね」という評価でした。なるほどなぁ。 教えてもらったことは、紙質によって質感と質量が変わってきて、人の感じ方に影響する。イルフォードを提出用に指定したのは、特性が無くて、ブツ撮りの写真に余計な情

        • DeepinKOBEの発案時の話

          Deep in KOBEのプロジェクトはトミーさんと一緒に落合陽一さんの写真展「質量への憧憬」を見た後天王州アイル駅からりんかい線に乗り彼の一言で始まりました。 「俺らも展示会とかしたいなみんななんで展示とかせえへんのかなぁ」  すぐさまその時に「じゃあ、いつやる?」と聞きました。その時に帰ってきた反応がぼやっとしていたと覚えているので、さめが、「4月はじめから5月ぐらいで、新入生が入って、学校になれ始めたタイミングで展覧会をやろう。」 ここからが早かったです。 ・じ

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        • カメラの小話
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        • Deepin KOBE
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        • 徒然ながらにコミュ障
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