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挑戦して流した涙は大人になっても忘れない。

こんにちは!
株式会社すみかの月館です。
教育と社会を近くする」会社を運営しております。
100日noteにチャレンジ中。今日は94日目!
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私は、高校教員からプログラミングスクールに転職し、「安心して挑戦する環境を作る」をミッションに株式会社すみかを設立。学校には、探究コーディネーターとして探究学習・キャリア教育のコーディネート、企業には、3歳から大学まで届けられる教育特化型プログラムを開発しています。

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昨日の午前中は、札幌藻岩高校の高校1年生のオリエンテーションに参加し、株式会社コエルワの嶋本さんによる「学び方概論」という例年取り組んでいる授業にジョインさせていだきました。

しかも、DJデビュー。笑
DJデビューして大滑りした話はまた別のnoteで実況させてください。笑

改めて、このシュールさ笑

でも、一言だけ言わせてください!がんばった俺。笑


職業人トークセッション!開催!

今日の本題は、昨日の午後に実施した北星女子高等学校での「職業人トークセッション」での一幕についてです!

「総合的な探究の時間」として進学以降の働くというところを意識する授業を実施したい。

という先生の声からこの企画が始まりました。
生徒が「もっと働くことを楽しみになってほしい」というところから、生徒にインパクトのある方を呼ぼうということで、札幌で活躍する社会性の強い女性挑戦者をお呼びし、トークセッションを行いました。

弊社は、よく何しているかわからないと言われるのですが、先生たちと話し合い、こういうことを企画するのもお仕事の1つです。

生徒も作る側になる企画は面白い。

職業人による生き方・仕事観のプレゼンだけを聞いても、十分に面白いのですが、ありきたりで面白くない。

そう思って、「生徒も司会に入れて、トークセッションしましょう!」という話を提案しました。すると先生は、「いいですね!司会をしたい人呼びかけてみます!」と声かけていただいたところ、さっそく2名手が挙がったとのことで、ゲストのお二人と打ち合わせ。

先生が声をかけてくれて、生徒が来てくれたのですが、もうこの時間から最高だった。
アメリカの最先端の学校であるHigh Tech Highが大事にするPBL(プロジェクト型学習)を始める前に行う”Project tuning with students.”に近しい時間だった。

アメリカで学んだことが1つカタチになったシーンでよかった。

あり方から選んだフリーランスという仕事

フリーアナウンサー兼コエルワの広報兼農家という3つの仕事を並行して、仕事をするという素敵なママの太細さん。

NHKアナウンサーになる前に受けた試験で「もうこれ以上落ちたら辞める」という状態から何とか掴み取った仕事。煌びやかに働いて見える方でも苦労をされている時があった話は、生徒が励まされていましたでしょう。

「下は火からつけろ」と上司に言われ、使命を燃やす

2人目、産後うつの未然防止に取り組む一般社団法人相互支援団体かえりんの星野さん。

学生時代にたくさんバイトした話やブラック企業での壮絶な仕事っぷりを赤裸々にお話してくれました。

会社員時代に当時の社長から「火は下からつけろ」という言葉を言われました。「あんな、火は下からつくんだ。いつだって、若い人が下から火をつけて世の中を変えていくんだ。だから、火は下からつけろ。」

一言一句同じというより私の記憶なので多少私のニュアンスも入っています。

この言葉を受けて、「自分が女性として生まれた意味は何か、私が4人も子どもを産んだ意義は何か」を考えるきっかけとなり、産後うつを未然に防ぐ取り組みにつながったとのこと。

生徒の司会によるトークセッション

緊張しながらも出てきてくれた2人が、ゲストに質問してくれました。

「お二人ともすごくチャレンジしていますが、その原動力は何ですか??」
「やりたいことをやりたいけど、学歴も大事だと思います。どっちが大事だと思いますか?」

などなど、質問してくれました。
生徒の鋭い質問に「ん〜」とゲストが考え込むシーンもあって、生徒たちもしっかり考えてきたんだなと思いました。

100名以上を超える人の前で話す勇気

ここからは、司会の二人へのメッセージ。

今回高校3年生160名ほどの生徒が聞いてくれていました。
その前で司会をするとなると、そりゃあ緊張しますよね。
よく最後までやり切ったなと、ただただ感心もしました。

本番前から顔面蒼白で、顔もずっと引き攣っていた中で、最後までやり切ったのは、ほんとグッジョブ。

手を挙げて、自分を鼓舞してやり切った自分に”まる”をあげたいね。

挑戦して流した涙は大人になっても忘れない。

ただ、司会の1人が自分の司会がうまくいかなったことに悔し涙。その涙がすごくまっすぐで美しかった。

「うまく質問できなかった。悔しい。」

悔しいよね。でも、高校生のうちに悔しい思いができたのは、本当かけがえのない糧になる。
そこに、一緒に落ち込むんじゃなくて、みんなで笑って励ます。

俺も高校時代サッカー部で悔しい思いして、泣いた時はどれも鮮明に覚えている。キャプテンとして、めっちゃ考えて練習メニュー作ってきたのに、誰も真面目にやってくれなくて、試合で負けて、監督ともぶつかって、自分の不甲斐なさに悔しい思いをしてきた。あの日の悔しさをしたくないために、今日もがんばっている。

自分の未熟さを自覚できた時、そこから新しい自分との挑戦が始まる。

一緒に怖いけどやってみたいことを挑戦していこう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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