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学校で働く!?校内コワーキングスペースの過ごし方 100日note-Day22


こんにちは!
株式会社すみかの月館(つきだて)です。
今日、あるプロジェクトをやりたいと来てくれた高校生に「自分は何者か」と説明するのに困ったくらい何者かわかりません。
そんな時に無職になった自分が書いたnoteを思い出しました。

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私は、高校教員からプログラミングスクールに転職し、「安心して挑戦する環境を作る」をミッションに株式会社すみかを設立。学校には、探究コーディネーターとして探究学習・キャリア教育のコーディネート、企業には、3歳から大学まで届けられる教育特化型プログラムを開発しています。

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さて、今日は、学校の中にあるコワーキングスペースについてお話をしたいと思います。全国初として、弊社と小松大谷高等学校で取り組んでいる校内コワーキングスペースの1日について書いていきます。


校内コワーキングスペースとは?

校内コワーキングスペースは、2022年10月〜誕生した日本で初めて既存の学校の中にあるコワーキングスペースです。

こちらは、小松大谷高校の久保先生から

「すみかさん、うちの教室空いているので、オフィスにしちゃってくださいよ!」

というオファーから始まりました。

「私たちだけで使うのはもったいないので、コワーキングスペースにしましょう!」

と伝えてカタチになったのがコワーキングスペースです。

実は、校内コワーキングスペースは、『なにコレ珍百景』にも選ばれているんです。


校内コワーキングスペースの名前を「こまつのすみか」から「ひだまり」へ

本題に入る前に、コワーキングスペースの名前について。
元々「こまつのすみか」と呼ばれていたこの校内コワーキングスペースは、株式会社すみかにちなんで名付けられました。しかし、学校の中にあるコワーキングスペースとして、生徒たちの意見を尊重することが重要だと考え、名前とロゴを生徒からの提案により決定することにしました。

コンペ形式で行われたこの取り組みには、生徒たちから5つ以上の応募があり、プレゼンテーションの後に行われた投票で最終的な選定が行われました。こうして生まれたのが、「ひだまり」という名前と生徒によってデザインされたロゴです。

かわいい!!

授業中は、テレワーク。新しい働き方の実現。

「ひだまり」では、生徒たちが授業に集中している間、ある大人は、Zoomでオンライン会議を行い、ある大学生は、事業について話し合っていたりしています。まさに本当にあるコワーキングスペースのように活用しています。
生徒が授業中先生の許可をもらい、個別進路相談をする様子もありました。

チャイムの音や休み時間の生徒の賑やかな声が心地よく、めっちゃ集中力上がります!!

そして、「ひだまり」という名前がつく由来となった、学校ならではの開放感。

授業見学:リモートで授業する時代へ

小松大谷高等学校の特進コース2年生は、キュリー株式会社の王さんが担当しており、東京から授業を行っていました。

お昼休み:ランチトーク

お昼休みには、高校生たちが集まり、「ランチトーク」と呼ばれるリラックスした時間を過ごします。友達との雑談や進路相談が心地よい息抜きとなっています。

みんなが話し合っている間、僕は授業準備に真剣。笑

大学生「勉強で困った時にいつ相談してるの?」
生徒A「すぐ先生に聞いてる。わかるまで。笑」
生徒B「休み時間に見つけて、すぐ解消してるかなぁー」

など、高校生の困りごとを解決しようとしている大学生が生の声を聞いて、色々と腑に落ちたようです。

午後の授業:課題探究ミニプロジェクト

弊社は、特進コース1年生の「総合的な探究の時間」の担当をしています。この日から4コマ連続で、昨年末までおこなっていた「課題解決プログラム」のミニver.のキックオフ授業でした。

この日は、企業が各教室を回り、課題テーマをプレゼンする授業でした。
このプレゼンをもとに生徒から希望調査を取り、企業ごとに分かれチームをつくり、解決策を提案していきます。

能登で活動している松田さん
docomo北陸視点の我田さんと渡辺さん

放課後:社会とつながる。実践してみる。

放課後、生徒たちは様々なプロジェクトに取り組みます。特に目立つのは、生徒と大学生が共同で「ひだまり」のランディングページを制作するプロジェクトです。Canvaを活用し、わずか2時間で完成させたこのページは見る価値があります。
生徒が作成した「ひだまり」のページはこちら

ポップなカオスが「ひだまり」の良さ

このように、「ひだまり」では、大人もコワーキングスペースとして、学校を活用し、生徒は働く姿を身近にみることができ、気軽に話し合える関係性を構築できる場です。
この相乗効果を通して、大人も子どもも働くにワクワクする世界を作っていければと思っています。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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