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進路相談は依存先を増やす(=自立する)ことだと気づいた。

こんにちは!
株式会社すみかの月館です。
教育と社会を近くする」会社を運営しております。
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私は、高校教員からプログラミングスクールに転職し、「安心して挑戦する環境を作る」をミッションに株式会社すみかを設立。学校には、探究コーディネーターとして探究学習・キャリア教育のコーディネート、企業には、3歳から大学まで届けられる教育特化型プログラムを開発しています。

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今日は、高校生の進路選択において重要な役割を果たす「進路探究プログラム」について、私自身が経験し考えを深めた内容を共有したいと思います。

以前のnoteで「進路相談」がもたらす効用について書きました。

このプログラムは、高校生が多様な大人に進路相談をして、自分の進路を明確にしていくことを目的としています。そして、進路相談には、単に進路を明確にすること以外にもたくさんの効用があるということを以前のnoteで書きました。

ざっくり言うと、

相談するが魔法の理由
①相談することで話しながら自分の頭の中を整理できる
②相談することでアドバイスをゲットできる
③相談することで仲間にできる
④自分の想いを確信に変えるできる

こんな効用がある「進路相談」ですが、学校では、「進路相談フェス」というプログラムとして実施していましたが、ついに今年から学校以外の顧客に提供を始めました。

それが「進路探究プログラム-Ayumi-」です。

2024年から新冠商工会と児童養護施設の2箇所で始めました。

プログラム概要は、
①進路を明確にしていくための自己理解&社会理解ワークショップ
②自分が歩みたい進路の大人に相談できる進路相談
を両方体験できる3ヶ月プログラムです。

オンラインで1対1で相談したり、複数人で話をしたり、形態は様々です。

進路相談は依存先を増やすこと

実際に進路相談をコーディネート、ファシリテートする中で、私が強く感じたのは、「進路相談は依存先を増やすこと」という点でした。
通常、子どもたちは頼れる先が少ないように感じます。頼れる先があまりないと、すぐに心が折れたり、ネガティブに考えがちになる原因になってしまいます。

進路相談を通じて、人の頼り方を学ぶことができます。このプロセスで、私たちはどんどん頼れるようになり、結果的に依存先が増えていくのです。依存先が増えることは、自立への一歩とも言えます。なぜなら、多様な意見やサポートを受け入れることで、自分自身の判断基準や選択肢が広がり、より自信を持って進路を選択できるからです。

このプログラムは、単に進路を決めるためだけではなく、社会に出てからも役立つ人間関係の構築方法や、困難に直面した時の対処法を身につける絶好の機会でもあります。
進路相談を通して得られるこれらの学びは、人生において非常に貴重な資産となるでしょう。

最後に、進路探究プログラムの利用を考えている高校生やその保護者の方々には、ぜひ積極的に関わることをお勧めします。自分の進路を見つける旅は、時には困難かもしれませんが、その過程で得られる学びや成長は、計り知れない価値があります。

進路探究プログラムは年内に塾のように個人に提供できるようにサービス設計していきます。
お試しでやってみたい方はぜひ弊社HPからご連絡ください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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