見出し画像

一番の親孝行は、頑張ることよりも「元気でいること」

こんにちは。カイトです。
先週末は父の日でしたね。
皆さんは何かされたでしょうか。

私は体調を崩していて、当日は父に連絡できず。
今年は手紙だけでも…ということもできず、LINEでやりとりに。

不器用な父から、本音の言葉が送られてきました。

大人になったつもりなのに、まだまだ親心を理解できていない子供なのだな、と思ったことをまとめます。

◼️昔は似ているからこその、同族嫌悪もあった

私の家族は、仲が良いと思います。
子供2人は地元を遠く離れていますが年に1〜数回帰っては一緒に過ごすし、会話も多い方。

とはいえ、昔からずっとそうではありませんでした。
特に父とは小学校高学年〜中学生時代、なんとも言えない距離感が生まれていました。

お互いが口を大にして大喧嘩をするようなタイプではありません。
多分元々の性格は一番似通っているからこその、同族嫌悪もあったのかもしれません。

父の嫌なところにばかり目がいっていました。

原因となっていたことが解決し、元々父親っ子だったこともあり今ではまったく気兼ねしません。

とはいえ、母のように何から何まで話すことはなく、程々の距離感でした。

◼️感謝と尊敬を伝える、またとないチャンスが父の日

父のことをすごいな、と意識したのは大学生の頃。
就職活動を始める前の、学生同士のディスカッションや自己分析の時です。

さまざまなお題に答える中で、今も印象的なのは父について話したこと。

スピーチ良かったよ!
と、先輩や先生からの評価を頂けたことが照れ臭くなるくらい、饒舌だったことを覚えています。

父はずっと動かずにはいられないマグロのような人だ。
止まることを知らなくて、勇猛果敢で。
いつも全力投球、一生懸命で、力強い。

仕事も本業だけでなく祖母の手伝いや地域貢献の活動など、ひたすら動いてる。
そう学生時代話していました。

そしてここ最近も、父の仕事に深く関わる分野を調査していることもあり、改めて
「お父さん、ほんますごいね。尊敬してる」
と伝えてみました。

「照れるがな」
と返事がきたので、本音で言ったことはどうやら伝わったようです。

◼️「頑張る」よりも、「元気」でいよう

遠く離れた両親だからこそ、心配はかけたくない。
そう思っているのに、私は本当によく不安にさせたり、驚かせたり、申し訳なくなることが多いと思っています。

次こそは!と意気込むからこそ、すぐ「頑張る」と言葉に出す。
そんな必死さも伝わってしまうようで、

子供の一番の親孝行は、元気でおってくれること
頑張る前に、元気が一番

そう、諭すように返ってきました。

優しすぎる父に励まされ、すぐ変に力が入ってしまう自分を反省しました。
確かに頑張る前に元気でいないと何もできないわけで。

親孝行できてないなぁ、なんて嘆く前に、まずは

元気でいること。
笑っていること。
会いに行くこと。

忘れないで、過ごしていこうと思います。

父の日はもう過ぎてしまいましたが、家族のことを思い出すきっかけになったりしたら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?