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純粋な能力主義は嫌い

職業に序列があるらしい

以前某底辺仕事ランキング等が以下であるらしい

1.土木・建設作業員

2.警備スタッフ

3.工場作業員

4.倉庫作業員

5.コンビニ定員

6.清掃スタッフ

7.トラック運転手

8.ゴミ収集スタッフ

9.飲食店スタッフ

10.介護士

11.保育士

12.コールセンタースタッフ

世間で大バッシングがあったのと同様で意味はわからない。
ただ、このような評価のされ方が世間でされている感覚もわかる。
この、ひしひしと感じる序列は、
大人になり、ある程度の地位についたものにとっては、
なんだこれと思うことができるかもしれないが、
これからこの能力主義と戦う思春期と、
当事者にとっては、
鬱病の原因の一つであると筆者は考える。

頭脳に偏った能力主義

デイビット・グットハートの書いた「頭手心 偏った能力主義への挑戦と必要不可欠な仕事の未来」でも述べられているように、現代は頭脳に偏っている。
能力の偏りに対して地位が決まる。というのは、
武士の時代にもあるような感覚があり別に時代の影響ではないか
とも考えられるが、実際はそうではない。
これまでの人類の多くは、階級社会で生活していた。
しかし、階級社会が完全に崩壊し、純粋なメリトクラシーになったことで、
この頭脳に偏っている社会の問題をより強いものにしている。
SNSもその原因の一つであり、比べる対象が全人類になった現代で
全人類の行動が見えると言うことは、メリトクラシーの問題を加速させる。

具体的に何が問題なのか、というと、
実際の能力主義における成果というのは、親の収入や文化財産の有無。
周囲の環境。生まれ持った遺伝子特性。などに強く影響を受けているものである。にもかかわらず、成果=努力の値であるとった考え方が広まっていることが、
大きな原因である。
難しいバランスだなと思うが、努力の評価は行われるべきであるが、
努力が平等に評価されるわけでない、が努力してないと言われる。
つまり、頑張ったけど、成果が出ない。=頑張ってない。ゴミ。
という評価になってしまうよ。
という世界で私たちは生きているのである。

現在の序列のつき方

現在はどのような評価のされ方で、職業に序列がついているのだろうか。

・メディアの放送の仕方
・収入
・昔からあるか
・偏差値
・労働環境
・専門知識
・難易度
・成熟した人の割合
などが筆者なりに考えた序列のつく条件である。
これらを整理すると

「社会的地位」
「収入」
「疲労度」
に分けられる。
さらに細分化すると
「社会的地位」
・新規性→新しいほど評価が低い
・難しさ→なるのが難しいと評価が高い
「疲労度」
・肉体労働の有無
・労働時間
・感謝されるか

といった具合に分けられる。

別の分け方では

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