見出し画像

結果よりも大切なことがそこにはある

突然ですがこんな話を。
プロの世界はどの業界においても非常に厳しいものです。
まさに、カラダが資本であるスポーツ、こと格闘技を含むコンタクトスポーツはケガとの勝負。ケガとの付き合い方こそ、選手寿命を大きく左右します。
従って、コンディショニングをしっかり勉強して、自分に合ったものを選別・実行し整えることが要求されます。良好な結果は、良好なコンディショニングにこそついてきます。

スポーツの秋、運動会シーズンでもありますね。うちの子も運動会でした。
当然ですが、子どもたちやアマチュア、スポーツ愛好家の方々には、シビアな制限や勝負の厳しさは求められません。

…当然、求められないはず…なんですが…。
帰り際には思うような結果を出せなかった我が子や、リレー走者への批判的な言葉を吐くお母さん方の姿も…。

気持ちは理解できなくもありませんが、プロ競技でない以上、プレイヤーがスポーツを楽しみ、親は子の成長とこれまで取り組んできた過程を褒めてあげる機会だと思います。(もちろんプロだから貶したり誹謗中傷していいわけではありません。)
もちろん結果が良好であるに越したことはないですが、貶す機会ではなく褒めるチャンスとして運動会やアマチュア大会を観戦して頂きたいものだなぁと思いました。

勝敗よりももっと尊くかけがえのない大事なものが、そのプロセスの中には隠れているものです。
白黒、結果ばかりに振り回されると、本質を、そして幸せを見失いがちになります。
プレイヤーにとっては本気で取り組むからこそ見える満足感こそ、何よりの収穫というものです。ケガなく終わればどの運動会もスポーツ大会も、それだけで貴重かつ最高の経験となるはずです。

観客となる親御さんは、まずは子の成長を喜び、これまでの取り組みをを労ってあげられるような対応を心がけたいものですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?