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勝手にパトロン

1ヶ月ほど前、いつものように葉書が届く。
そう、年に2回行われている中央大学落語研究会の落語会の案内である。律儀にも毎回葉書を送ってくれる、おそらく50年前からのサークルの文化と思われるその案内方法を未だに継続していることへの敬意と、電子メールでは感じられない「私に送ってくれた」と思えるちょっとした特別感が手伝って、平日開演18時@多摩センターという、地理的時間的に際どい開催日程にもかかわらず仕事をうまく調整して参加している。

大学時代に同じ伝統文化系のサークルに所属していた関係もあって、落研が身近だった。落研が落語会やるようだから聞きに行こう、とサークル仲間とよく出かけた。そして、4年生の時に行った落語会で、とある恰幅のいい男子学生の落語に、腹がよじれるほど笑うとはこのことか、と初めて思うほど笑った。
そして前回は、トリあたりで出てきたひょろっとした男子学生の落語に不覚にも泣いてしまった。泣いて笑ってと、落語の面白さはそれだけではないが、中大落研にはだいぶ楽しませてもらっている。

だから、私は中大落研を応援している。木戸銭100円しか払わないけど気持ちだけはパトロンでやらせてもらっている。
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#エッセイ

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