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家事代行サービスという未知の世界。踏み出したきっかけのお話

産後の育児と家事、控えめに言って地獄

出産は、交通事故並みの衝撃。
ホルモンに関しては、たっぷりとあった数値が胎盤排出と共に“0”になるという、自分ではコントロール不能状態。
本調子ではない身体や心。
我が子以外、登場人物みんな敵!!笑
夜中の授乳や夜泣きで寝不足。
上の子がいる場合は、その子のお世話。

そんな中、やらねば溜まっていく“家事”が
心身ともに多大なる負担となる事は想像することが難しくは無いはず…
控えめに言って…地獄。

母の3大ストレスポイントとは?!

私が感じた最もシンドイ‼︎思った3つの事。
それは…

【今してることを、自分の意思以外の理由で中断しなければならないこと】
“自分で中断する”のではなく
“自分以外の何かに中断させられる”
ということ。
これって…めちゃくちゃフラストレーションたまりませんか?!

やっとノッて来た洗濯物畳み
ゴム手袋をしながら泡モコモコ状態の食器洗い
後少しで終わる掃除機がけ
手が離せないご飯作り…
“ママー”“母ちゃん”のひと声で中断。

“作業を最後まで終わらせること”すら
簡単ではないと感じてしまう毎日。



【家事・育児の合間の休憩タイム】
家事、公園、家事、買い物、家事、おうち遊び、お風呂、家事、寝かしつけ、家事…
育児に挟まれた“家事”の多いこと!!!

しかし!!!突然訪れる、または計算して作り出す“ママの休憩タイム”。
それは子どもたちの“お昼寝”や“寝落ち”。
そそくさと残りの家事をひと段落させて残りは後で。
怪獣たちが眠る静かな時間を無駄にするわけにはいかぬ!!
よし♡やっと私の休憩タイム🎵
とコーヒーを淹れていると…

“うぇーーーーん”と泣いて目覚めるチビ…
その声に起きる兄…はい、お昼寝時間30分。
もっと早いパターンも。

OMG…ざけんな笑

結局“夜に子どもたちが寝てからゆっくりと”家事をしたり、ひとり時間の確保♡
と思っていたのに、怪獣たちとの1日でグッタリの母ちゃんは、一緒に寝落ちしてしまう…
翌朝“私のバカバカーー!!!!”と
少し残した家事と今日の家事との戦いがスタート笑
その無限ループ!!!

なんなの“家事”って。

【夫はお仕事で忙しい、それはわかってるけど手伝って欲しい】

これね。率先してお手伝いしてくれるパターンなら良いと思うんです。

平日は長時間の通勤、勤務でへとへと。
わかる、わかるよ。。。
家族のために頑張って働いてくれてる。

でもせめて、少しの家事くらい…
ちょっとくらい頼んでも嫌な顔なんてしないでよ。。。

私は“上手に任せる”ことが本当にできなかったんですよね。

“何でこんなことも気づいてくれないの?”
“このくらいやってくれよぉ”
イライラオーラで伝える…みたいな。

これ、本当に気づいてもらえないんですよ笑

悲しいくらいに。
夫からの“これやろっか?”なんて気遣いにも
“はぁ?!”と、普段から積もりに積もったイライラが爆発して(ホルモンの変化ということにして欲しい)、一言目から喧嘩腰!笑
悪循環過ぎる。

子どもの成長は近くで見ていたい。でも…お金は欲しい…悩ましいマネー事情

子どもたちの成長を近くで見ていたい。
でも、働いて少しでも家計の足しにしたい…
良い方法はないかと
内職や、在宅ワークを探す日々。
怪しいものも多く
なかなか見つからないーーーーー!!!!
と、悩んでいた時に…
保育園の園長をしている夫の友人から
“子連れでのお仕事OK”という採用条件をもらい、ぜひぜひ!!!とお願いする事に。


“もはや家事どころではない現実”が!!!


二人のチビを連れて朝7時に家を出て、
ベビーカーで満員電車に乗り、
週4日5.5時間の通勤。
泣きじゃくる息子に、電車内でこっそり母乳をあげたこともありました。
15時半に退勤、帰宅する17時頃にはクタクタ。

週一度の貴重な平日休みも、チビたちと共に。
休みは決して休みではない。


収入を得ることは出来たけど
負担は倍々倍増!笑

OMG。

“俺より稼いでみろよ”という言葉で脳にドッカーーーン!!!な衝撃が!!!

パートタイムだったとしても
お仕事を始めたことにより、より負担が増えて
ストレスも溜まり、疲労困憊。
それによって引き起こされる
夫への“流石に手伝えや!”という怒り。

やってくれない事にイライラ
今やって欲しいのに“俺のペースでやるから”と
後回しにされイライラ(今すぐにやって欲しいんじゃ!!!!)
いざやってくれたとしても、うまくできていなくて結局やり直す事になるイライラ


はぁ…やってもらってもイライラ。
自分でやってもイライラ。
どーーーーーーーしたらいいのよ!!!


ある日、ちょっとした小競り合いから
お互いの不満が爆発。
夫婦喧嘩大勃発!!!!!


もっと家事を手伝って欲しい!!!と訴えると


“俺は稼いでる”“俺ほど稼いでみろよ”


という言葉。
その言葉を引き出したのは私…と
今ならわかるけれど…
当時はとにかくいっぱいいっぱいで。
きついのよ。。。。

めっっっっちゃくちゃ腹が立った。
家事も育児もお金にはならない。
でもよ、対価が発生しなくとも毎日頑張ってんだよーーーーー!!!!!!
と、完全に私だけの世界でしかものは見えていませんが、怒りと悔しさと心身の疲労。

そんな中、ふとあの人気ドラマ
【逃げ恥】を思い出す。
夫である平匡から妻であるみくりに支払う「月給」を、当時の政府の報告書に基づき、家事の時給を1383円として1カ月140時間の家事の対価を「19万4000円」(≒1383円×140時間)と算出していた。

ほう…なかなかもらえるじゃないか。
これに“育児”をプラスしたら、更にお給料はアップだ。
この“資料”や“ドラマ”のままでは説得力がない。
私自身が
“家事は対価が発生する立派な仕事だ”
と証明するんだ!!!!!


脳にドッカーーーーーンな衝撃!!!!

直感的に、この収まらぬ気持ちを前向きに解消するための手段を見つけたような気がしました。
子どもも一人増えて三人兄弟。
子どもたちが成長し、小学校に上がるタイミングで、約5年間子連れ通勤させていただいた保育園を退職。
そして新たなステージ…
“家事代行サービス”会社の門を叩いた。

続く

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