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自分で選んで良いんだよという話


小4の娘は学校が好きではありません。

最近、家族の前では「好きではない」という態度を貫き通していても、実は100%嫌だというわけでもないのではないかと感じてます。
行動と発言から推測しているだけなので
本心は彼女にしかわかりません。


先日、
「なんで学校は毎日5時間じゃないんやろ?週4回も6時間目までほんまに必要なん?」と言いはじめました。
まるで毎日行ってるかのような発言に驚きました。笑。
長女は入学以来ずっと週3~4で通学してるから、実質5時間みたいなものなんですが。。。学校のシステムがこうじゃなければ、みんな悩まなくていいのでは?と思ったようです。

突っ込んで聞いてみると
不登校を支援する大人の言い分をそのまま真似たような主張でしたが

自分が感じることはキャッチ出来ていて、
こうしたら他人も救われるんでない?というところも考えられるが
社会の事情までは考慮できていないのかも。。。
※彼女の周りは学校に行かない子が多いので、どこかで耳にしたのかもしれません。

10歳なんで、そんなもん。




しかし私的には、

チャンス到来!!



「この世には家に子どもがいたらめんどくさいから、誰かに預かっててほしいと思っている親もいるんやで」と返事しました。
「え?どういうこと?自分の子やん」

「さっき、あんたらもケンカしてたやん。クラスの半分以上は、お父さんもお母さんも仕事に行ってる。働いて疲れてるのに、ケンカしてる声聞いて、どう?」
「そら、うっとおしいな」

「あと、家に帰って親がおらんってことは、早く学校が終わったら一人で待ってなアカンのやで。その子たちにとったら学校が長い方が安心なんじゃない?」



最近、「こども家庭福祉」の教科書で読んだ
核家族化・少子化・共働き・相対性貧困の話を全てかみ砕いて説明してみました。せっかく教育オタクな親がいるのですから、長女の視野を広げて考える練習をしてやろうと思ったのです。

教科書を読む限りでは、核家族・少子化問題は48歳の親が産まれたときから存在するのですが、未解決~。

最近は高校生が文科省に苦言いう時代で、
今の時代の子どもって本当にすごいなと思う。


大人が問題をほったらかしにしてきたせいで
子どもにしわ寄せが行ってることは間違いない。
でもそれは対処的であっても一部の子どもを守るためでもあるのかもしれない。

実は問題が山積み過ぎて動けないのよ。
一回全部壊すしかないと思うんだけど。



私が長女に言えるのは、

世界はあなたに合わせてまわっているわけではない。

だから、無理してあわせようとしなくていいのよ。


あなたはどうしたいのか自分で選んでいい。



それしかないよ。
自分で選ぶ子どもが増えたら、
きっとシステムは変わるから。


娘の学校の話だけど、
決めきれない大人たちの話でもあるよね〜。


最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキ、コメントは私のやる気になります!!それだけでとっても嬉しいです♪♪もしサポートしていただけるのなら、娘達の野外活動に使いたいと思います!!