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家計簿への記帳方法~給与を受け取ったとき

 クラウド家計簿kakei+カケイプラスでは、お金の出金元、入金先を「口座」と呼びます。手元を通らない入出金が増えている今、この「口座」機能をうまく使って、キャッシュレスのお金の動きを管理していきましょう!
 今回は、給与を受け取ったときにどのように記帳するか、具体的な方法を紹介します。賞与や年金の受け取りも同じ考え方で記帳します。

1.「収入」を記帳する

 給与とは、基本給のほかに残業手当、通勤手当、役職手当など含んだ総額を言います。給与から税金、社会保険料のほか、社宅費、組合費、財形や積立などの様々な費目が差し引かれ、銀行口座には手取り額が入金さます。
 世帯収入とは、手取り額ではなく支給の総額を言います。家計簿に収入として手取り額を記帳する方もいるようですが、「家計に入ってくるお金」「家計から出ていくお金」をただしく知る第一歩として、天引き前の給与総額を記帳するようにしましょう。
 kakei+の画面では、こんなふうに記帳(入力)します。

kakei+の「記帳(収入)」画面

2.「支出」を記帳する

 給与から差し引かれている支出を記帳します。
 具体的には次のようなもので、それぞれ該当する費目で支出記帳します。
税金 所得税、住民税
社会保険料 厚生年金保険料、健康保険料、雇用保険料、介護保険料
他の費目 社食費(職業費)、社宅費(住居家具費)、組合費(職業費)

kakei+の「記帳(支出)」画面

3.「口座」間の動きを記帳する

 給与から天引きされるものには、財形や積立定期、生命保険料など、支出ではなく「口座」間の動きとして記帳するものがあります。手書きの羽仁もと子案家計簿では「預貯金及び保険欄」に記帳しますが、kakei+では費目「貯蓄」「投資」「保険」を選択して記帳します。
貯蓄 積立定期、財形貯蓄など
・投資 企業型確定拠出年金、持株会積立など
・保険 貯蓄性のある生命保険、個人年金など

kakei+の「記帳(口座)」画面
入力の前に、財形や積立定期の預け先口座を作成しておきます。

kakei+には定期的に自動で記帳する繰り返し設定機能があり、給与の記帳に使うと便利です。


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