昨日は「週刊金曜日」を例に左翼の分裂について書いたが、

今度は、「日本保守党」で右翼が分裂している話。

１５日夜、作家の百田尚樹が主宰する「日本保守党」のXフォロアー数が、自民党を抜いて「政党日本１」になった、とネットで盛り上がっていた。

【御礼】

皆様、ありがとうございます。あくまでも、X上でのことではありますが、我が党のアカウントのフォロワー数が、自民党のそれを追い抜きました。 わずか２週間で、25万超のフォロワーの皆さんが、私たちに注目してくださったことに心より感謝申し上げます。

だが、保守の中にも「日本保守党」に冷淡な人びとがいる。

「正論」の編集長の反応を、元産経記者のジャーナリスト、三枝玄太郎が、こうポストしていた。

正論の田北真樹子編集長が矢野将史・夕刊フジ政治部長に「日本保守党を取り上げ過ぎだ」とクレームをつけたって話は面白かった。正論が路線変更しつつあるんでしょうか。

それに、百田も反応していた。

『正論』の田北真樹子編集長が、夕刊フジの政治部長に「日本保守党を取り上げすぎだ」とクレームしたというのは本当なのかな…。 そういえば、彼女がよく出演している政治的ネット番組には、日本保守党はほとんど話題にされてないらしいし
自民党支持層には、日本保守党は嫌われているのかもしれん

当の夕刊フジ・矢野政治部長は、「産経分裂」のうわさを打ち消そうとする。↓

そんな大げさな話ではないです。 田北編集長とは、若いころはデスクを並べて仕事をした仲です。 穏やかな付き合いの中で、切磋琢磨してきました。 真正面からのクレームというより、いい意味で率直な意見や感想をもらったと受け止めています。　矢野

しかし、産経の阿比留記者のことをポストしている人がいた。

阿比留記者も文化人放送局で、新党について「意味がない」といった感じで否定的な意見をされていたので、 多分、組織的なものだと思っています。

たしかに、阿比留瑠比は、Xのアカウントでも日本保守党について一切触れていない。

つまり、フジ産経グループの中でも、「日本保守党」に好意的なのは夕刊フジだけで、「正論」や産経の本体は冷淡なようだ。

櫻井よしこなども全く触れていない。

いっぽう、「HANADA」や「WILL」のような右派雑誌は、日本保守党に熱烈なエールを送っている。

この「分裂」をどう見るべきなのだろうか。

百田自身もこうポストした。

★面白い現象★ 今のところ、「日本保守党」を批判したり揶揄したり攻撃したりする人の中に、野党支持者はあまりいないのに、自民党の支持者は結構います。 中にはそこそこなの知れた保守論客もいます

理由はわかりません。誰かわかる人、教えてください

＜参考＞