Kahootと英語授業その3
さて、みんな大好きKahootで授業のその3です。
その1,その2は下からどうぞ~
今まで紹介したkahootの使い方は、変化球はあるものの、「教師がkahootでクイズを作り、生徒にやらせる」でした。今回は「生徒がつくって、生徒が解く」というパターンです。
1.kahootの問題作成方法について
kahootで問題を作成すると、spread sheetで問題を作成することができます。excelのシートをダウンロードして、それに問題や選択肢、回答時間などを入れることにより問題を作ることができます。問題の種類は選択問題のみで、並べ替えや短答式の問題は作成できません。
これで生徒に問題を作らせて、みんなで解いたら面白そうだなと思ってやってみることにしましたが・・・
このexcelのシートを共有して問題を打ちこんでいく方法を最初採用しましたが、いくつか難点が・・・。
(1)共有するとミスしてundoしたときに、うまくいかない。
これは設定の仕方に問題があるのかどうかわかりませんが、共同で編集しているわけですが、間違いを訂正するのにundoすると、他人が編集したのをundoすることがあるようで、「せっかく打ったのに、消えた~」などということが頻繁にありました。もしかすると、ほかの生徒が入力したものを消しただけかもしれませんが、いくら生徒に、「君が打ち込むのはこのセルだけだよ」と言っても、間違うのです。30人が間違いなく教師のいうことをしっかり理解し、間違わずに打ち込むっていうのはなかなか難しい・・・。
(2)他の生徒が作った問題や答えが見えてしまう。
共有しているわけなので、他の生徒が作った問題や答えが見えてしまう・・・。まあ他のクラスにやらせるからね、ということで済むことなのかもしれないけど、自分が作った問題を自分のクラスで解いたほうが面白いのは確実。
という(1)(2)の問題があり、excelを共同編集して問題を作成するのは、いまいちうまくいきませんでした。
2.Googel Formsで問題作り
というわけで、工夫してみました。Google Formsに打ち込む形で問題を作らせると、(1)(2)ともに解決しました。生徒も迷わずできるので、操作に困ることはまったくもってなかったです。
ただ一つ難点としては、同じ問題を作成する生徒が出てきてしまうことです。今回は生徒に「比較級や最上級を使って問題を作ってね」と指示を出しましたが、やはり「世界で一番背が高い人は何㎝?How tall is the tallest man in the world?」という問題を出す生徒が結構いました。事前に同じ問題が出た場合は削るからね~と言っておかないといけません。
3.クイズ大会実施!
さて、3クラス分作りましたので、クイズ大会です。やはり自分のクラスが作ったkahootが一番盛り上がりますね。以下は生徒が作ったkahootのクイズです。
What is the lowest mountain in Japan?
What is the largest theme park in Japan?
Which is the most crowded station in Japan?
他にもへえーとなる問題がたくさん出ました。こちらで情報をつけ足したりして、英語でやり取りする場面も作ることができます。
4.振り返ってみて
kahootはもう生徒にはおなじみだったので、自分たちがkahootのクイズを作れるという楽しみや、クイズが採用された時の喜びは結構なものだったようです。また対象が同じ生徒ということから、どうしたらへえーそうなんだと言ってくれるかと考えながらクイズを考えることは、学習を自分事とすることにつながったような気がします。
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