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先の見えない未来

 自分の現在地がわからない。もちろん、わかる人などそんなにいないだろうけれど、それにしてもわからないのだ。

 先日、働き始めた友人と久しぶりに会った。彼が「この先40年以上もこのままやっていくという実感が湧かない」と言っていたことが印象的だった。

 40年という数字は、10で4個に分けることもできれば、2で20個に分けることもできる。5で8個もアリだろう。

 なにが言いたいかというと、今後何年かの周期で、ぼくたちの人生や生活みたいなものが、どう変化していくのか気になった。そしてそれが、いったい何年後に起こるのか知りたくなった。

10年おきになにかを感じることもあれば、2年おきになにかを感じることもあるだろう。学生時代は3年とか4年でそれを迎えることができたが、これからは自発的に変化を発生させなければ、なにも変わらぬまま、という人も出てくるだろう。

自分の現在地がわからない。ぼくはいま、変化のどこらへんにいるのだろう。次の変化は2年後か、それとも5年後か。はたまた10年後か。先の見えなさすぎる未来が横たわる。

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