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第260段「リモートで変わること」

大学の授業をリモートで受けてる。リモートだと移動が無いのでどの学部の授業も取れて素晴らしい。色んな授業スタイルの先生がいるのもわかっておもしろい。どんなスタイルでも学生に“開かれてる授業”をする先生が好きだな。時々閉じている先生がいて普段の対面ならともかくリモートだと伝わらない。

あと意外に、リモート授業は対面以上に声が大事だ。身振り手振りが通用しないから、資料を読んだり解説したりの声が聴きやすいと授業が“開かれる”。会話自体の構造や説明の仕方以上に、意外にその声に親しみ易さを感じるかどうかが鍵。人間性が伝わるし、信用度が増すし、風通しも良くなる。

話す内容以上に、話し方が大事なのだ。これは授業だけで無くあらゆる仕事でも元々言えることだけど、リモートでさらに顕在化する。そして聴いてる方の学生のリアクションも物凄く大事だ。対面以上にリモートは(日本人が苦手な)コミュニケーションのインタラクティブ性が求められる。

コロナ禍のリモートの多用でコミュニケーションスキルが変わるかもしれない。

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