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何者かにならなくていい、「自分自身」であれ。

ヨガの視点は、ポジティブでもネガティブでもありません。
-ありのまま・ニュートラル-
と私はよく表現します。

要するに、起こっている出来事を脚色しない。色眼鏡で見ない。
白黒つけるのではなく、透明な視点です。

透明=クリア
何からも影響も受けない。
偏見や思い込みからも自由な状態。
「ただそれは起こっている」
そんな冷静で客観的な視点です。

ありのままに物事を見れるようになるには、先ずはありのままに自分を見ることがスタートです。
ポジティブに捉えることもなく、
ネガティブに捉えることもない。
ジャッジメントを超えた「ありのままの自分」を、しっかりと受けとめていく。
そのための練習こそがヨガ 。

自分を理解する。
とても難しいですが、それを避けていたらいつまでも前に進めません。
見ないふりをしても、なかなか拭えないその違和感や居心地の悪さ。
自分らしく生きられない苦しさ。それは、周りのせいではありません。
あなたがあなた自身をちゃんと見つけてあげないから。
いつまでも自分を勝手に脚色して余計な演出をしているから。

だから、少しずつ始めてみてください。
クリアになる練習を。

そして気付いてください。
何者かにならなくても、既にあなたはずっと今まで「自分自身」でしかあり得なかったという事実を。

「私は私以外の何者にもなれない」と、観念して全てを手放せた時、
反比例するように全てが与えられます。

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