カリーヌ|トンネル抜けたその先は

旧:トンネル生活の記憶(仮) フルタイムの派遣社員をしながらけっこう楽しく生きている独…

カリーヌ|トンネル抜けたその先は

旧:トンネル生活の記憶(仮) フルタイムの派遣社員をしながらけっこう楽しく生きている独女。 元多重債務者。リボ地獄の長いトンネルを15年かけて自力返済の末、2022年12月27日に借金完済。 2023年からは大人になって初めての「借金なし」の生活。どんな日々になるだろう。

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最近の記事

借金完済して(トンネルを抜けて)1年後の貯金額

ごぶさたすぎです。本当に。 リアルが忙しすぎたわけでもなく、 体調をくずしたわけでもなく、 また借金生活に戻り出るに出れなくなったわけでもなく、 なんとなく、ただなんとなく。 長年の借金を完済して身軽になった1年を、つつがなく(すきな言葉)、そして楽しく、過ごしていたのです。 節約しすぎることはなく、 わりとやりたいことをして行きたいところに出かけては楽しみ、 でも金銭的なデッドラインはあるから、そこはほどほどに守り、 そう、ガチガチではなくほどほどに。 私は、弱いから

    • 食費の管理が楽しくなった話

      最近、週末のスーパーでのお買い物がちょっと楽しい。 今月よりはじめた食費管理ルールにより、残りわずかな予算のなかで献立を考えつつ食材を選ぶことをゲームのように感じるのだ。 元ルールは、2年前より続けている 「週3日出社した際のランチ(外食)は週2500円以内※」 というものだ。 上記の管理ルールはこれに食材費とアプリ利用を加えただけの改定版で、予算管理以上のことは期待していなかった。が、実際にやってみるとゲームみたいな感覚で楽しめている。これは想定外だった。 昨年の食

      • さらし生活はじめました

        お腹のあたりに巻いてドスをきかせるアレではない。 台所道具として、さらしを購入した。 最初のきっかけはこの番組だった。 料理家のワタナベマキさんが台所仕事でさらしを活用されているのを拝見し、素敵だな、いいな、と思ったのだ。私はいたって単純に出来ている。 次のきっかけは早くも翌日に到来。 Youtubeのおすすめに土井善晴さんの動画があったので再生してみると、おにぎりをこしらえるのにごはんを一旦さらしにポンと置いて軽く丸めるのがすごくいいなと思った。私はどこまでも単純に出

        • ぐうたらでも掃除を習慣化したい

          本日は、今年3回目のエアコンのフィルター掃除日だった。 私は基本的にぐうたらで掃除が苦手だ。 でも、フィルター掃除が大切なことをつくづく実感できたのと、どのサイトを見ても2週間に1回掃除したほうがいいと書いてあるので、何かしら根拠があるのだろうと先人の教えに従い隔週で掃除することにした。まだ3回目だけれど今のところは続いている。 実際、前回も今回も2週間のあいだに少しばかりの埃の片りんがくっついていた。なるほど、更に期間が空けば埃たちは領土を広げていたかもしれないな、と思

        借金完済して(トンネルを抜けて)1年後の貯金額

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        記事

          ア・フィルム・アバウト・コーヒー

          コーヒーを飲む習慣はないけれど、コーヒーのことが気になりつつある今日この頃。 昨晩、プライムビデオを眺めていたらタイトルのドキュメンタリー映画が目に留まり、ほうじ茶両手に視聴した(自宅にコーヒーはない)。 私みたいなコーヒー初心者未満が観て理解できるだろうか?と少々不安だったけれど、手で摘まれたコーヒーの実が1杯のコーヒーとして淹れられるまでの、生産者からバリスタまで__関わる多くの人々の笑顔やダンスや情熱や水道などを垣間見て、いつの日か「私の愛するこの1杯」みたいなお気

          ア・フィルム・アバウト・コーヒー

          ざわつき

          どうも頭の中がざわついている。 この1か月ほど、他の方の記事を拝見しては様々な価値観や生き方があることを思い出した。初めて知ることもあった。ただ、私には無縁なことであり”読み物”的な位置づけだった。 ところが借金完済後、それらの”読み物”のうち興味深いいくつかを、私の今後の生き方として参考にするのもアリ?という思考が急に入り込んできたのだ。 目から鱗が落ちた。 「え、私がそんなこと考えていいの!?」とも思った。 というわけで、頭の中がざわついている。 ふと思う。 これ

          完走とスタート

          さらば消費者金融界 2020年秋、消費者金融系最後の1社であるM社を完済した。 これで消費者金融系の借金はゼロになった。 M社は2回目の完済だった。1回目完済の翌年、利率引き下げ交渉とともに消費者金融系のおまとめ1本化で借り入れた105万円分を、10年かかってようやく、ということになる。 10年かかった理由は、毎月の最低返済額のみで返済してきたからだった。すなわち私の甘さとも言えるだろう。 M社の月々の最低返済額は、 100万以上=3万円、90万=2万2千円・・・20

          悪手の先の拾う神(だったのかも)

          住民税の延滞利息 私は、2年前に大泣きした区役所税務課のカウンターで領収書の発行を待つわずかな時間、少しばかりの達成感に浸っていた。約10年で120万円にまで膨れ上がった住民税の滞納分最後の納付を数分前に終えたのだ。 担当職員の方が領収書を片手に戻ってきて達成感満喫タイムは終了。そして利率14.6%の延滞利息約35万円の話に入ったところで、私は思わず 「うわー、けっこう辛い(苦笑)でもあと少しがんばりますね」 本音ダダ漏れ発言をしてしまった。 2年間毎月通っていたのだ

          悪手の先の拾う神(だったのかも)

          自分を信じて悪手を打つ

          トラウマと悪手 滞納していた住民税の納付条件がハードだったことで債務整理やむなしと法律相談センターに出向いた私だったが、 「この弁護士先生無理(トラウマ)」 となったことで債務整理を見送り、引き続き自力で返済していくしかなくなった。 法律相談センターでの当たりが悪かったのだろうと頭では分かっているけれど、あの時の私には別の法律事務所などに相談する勇気は1ミリも残っていなかったのだ。 毎月の赤字は決定的。 つまり自力返済=滞納分の住民税の納付が終わるまでは借金しながらの生活

          ツケとしての0円

          戦慄の0円 0円。無料。タダ。うるわしい響きだスマイルだ。 が、とある給料日の夜、目の前の銀行ATMの画面に表示された 0円 には戦慄をおぼえた。 頭が真っ白になって10秒ほどのちに最悪の現実を受け容れた。 「区に銀行口座を差し押さえられたんだ」 区=住民税滞納が原因だ。 住民税は返済開始当初に担当者と「支払える金額を納付」といった内容で話していて、余力のあるときに多少は納付してきた。が、優先順位的には一番最後。正直甘えていた。 帰宅してポストを確認すると、区の税

          いくつかの変化

          (現実では借金完済しましたが、過去の振り返りは続きます) PCの故障 消費者金融系の借入金をM社におまとめ1本化した頃、かれこれ10年使用していたPCが故障した。 古い機種で修理費用も高く、もちろん新機の買い替え予算なんてない。 ネットジャンキーである自覚はあったので、いい機会と捉えてネット生活から離れてみることにした。 これにより数千円の固定費(プロバイダ、固定電話)は浮いたが、細かな返済シミュレーションをすることが出来なくなってしまった。 でもこのときは、消費者

          2022.12.27 借金完済

          2022年12月27日、完済しました 12/1に開始した借金返済振り返りはやっと2010年代の段階。感覚が当時にリンクし、昨日も「本当に完済よね?」と明細を確認しては0が並ぶのを見て安堵した。 負債総額410万円。 利息を含めると推定約700~800万円(途中で利率圧縮したので曖昧) 最初は1日生きるだけで2000円の利息が発生していた。 最後の利息は1か月で254円だった。 返済できるもんだな。終わったんだな。 反省点は多々ある。 noteで書くうちに「ん?」と思

          数年ぶりと数年越し

          クリスマスも終わったので、 の続きから借金返済の振り返りを再開します。 なお、現実には明日借金完済を迎えるので、記事上でも年内で完済まで進めるために 今回より400字しばりは解除→大体3本立て/1200文字程度に変更 することにしました。それでもフィニッシュできるだろうか(笑) 数年ぶりの×××××グ 私の地元は飛行機の距離にある地方都市で、ほとんどの近しい身内が住んでいる。 リーマンショック後の数年、その近しい身内__父、母、妹、祖父と立て続けに健康面でいろいろ起

          ペースダウン

          15年前に借金返済を決意して2年目の秋、リーマンショックが起こった。 ニュースを眺めながら、世界は大変そうだなと他人事のように思っていた。株や経済の仕組みに無知すぎて、マイナス庶民の私には関係ないと思っていたのだ。 そんなわけないだろ。 既に上がった時給が下がることはないけれど、相次ぐ受注キャンセルにより業務量が減り、会社全体でも残業を制限する流れになった。 快調な返済生活を支えていた平均手取り月収約30万円前後は残業によるところも大きく、収入は激減した。 これによ

          次を目指して走る

          15年前に借金返済を決意して半年後、怒涛の利率圧縮劇を経て返済生活は軌道に乗りはじめた。 次に目指すは借入社数減__ そう。依然として私は多重債務者なのだ。 このことをあらためて肝に銘じ、以降は高利率会社の返済額を強化しながら日々が過ぎていった。 :返済決意から約1年後 ・キャッシング分の借入元金は約85万円減(※支払った利息は約70万円!怖) ・前回記事で借り換え完済したL社(29.2%)に利率交渉 →18%|50万円の枠GET →N社(28%|残28万)完済 :

          利率圧縮大作戦

          15年前、借金返済を決意して5か月が経った頃、私はアグレッシブに動いていた。 完済までのシミュレーションを重ねるうちに利率圧縮への思いを強めた私は、少しでも交渉材料のありそうな会社に引き下げ交渉をしていたのだ。 これは、3年後に法的にグレーゾーン金利が廃止されることで利率を引き下げる会社が出始めた背景があって出来たことだった。 :おもな動き こうして、約1ヶ月で平均利率を26%→21%に圧縮。 元金はほぼ減っていないものの、利息を含めた想定返済総額は約90万円ほど減る