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映画『ANIMAL』

テスト間近なのに、我慢できずに観に来てしまった。昨日12月2日公開の映画『ANIMAL』。INOX Patel Nagarにて鑑賞。作品自体には英語字幕はあるのだが、表示されなかった。もう一度、英語字幕が確実なところを探して観たい。上映時間、200分。シャールク、サルマンのような圧倒的人気があるとは思われないのだが、かなり上映館、上映回数が多い。A指定(Adult)にも関わらず、朝7時台の回が、ほぼ満席。

監督 サンディープ・レッディ・ヴァンガ
出演 ランビール・カプール、アニル・カプール、ボビー・デオール、シャクティ・カプール、ラシュミカ・マダンナ

次々に新作がリリースされるので、近頃は、事前のトレイラーや音楽の予習が間に合わない。この作品も事前に把握していなかったのでびっくり、狂気的バイオレンスアクションだった。北野武とタランティーノを濃縮して、テルグ映画エキスをぶちまけて、Tシリーズ音楽で分厚くコーティングした感じ。

あらすじは…


大富豪バルヴィール・シン(アニル・カプール)の息子ランヴィジャイ(ランビール・カプール)。偉大な父を敬愛するも、父からの愛は望むようには得られず、父子の溝は深まる。何者かの襲撃により銃弾を受けた父の復讐を誓い、行動を起こす。


Tシリーズのブシャン・クマールがプロデューサーなので、音楽の良さは約束されている。ただし、ダンス曲は無し。アニル・カプールが登場すると画面がバシッとしまる。そして何より、ランビールのお芝居がよい。ランビールのお芝居がよい。ランビール以外の役者では、成立しない気がする。滅茶苦茶なダメ男を演じるのが特に上手い。ランビールの子ども時代を演じるのは、アーミルの『Lal Singh Chaddha』でアーミルの子ども時代を演じた子。順調に美しく成長している。

後半は、さすがに長すぎてダレてきたが…。ちょっと見たことがないくらいクレイジー。スーツをバッチリ来たガチムチのパンジャービー男子が見守る(参戦しない)なか、ランビールが「暴れる」シーンがクライマックス。

観客の反応がすごく良かった。最近のシャールク、サルマン作品を上回る。見栄切りシーンやアクションシーンに拍手喝采、だけではなくて、細かなセリフで笑ったり、息を飲んだり、ストーリーに入り込んでいる様子だった。字幕がなくて細かい部分はわからないことが多かった…。くうっ。いつになったら字幕不要になるのか。

宣伝でこのビジュアルはおかしい。



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