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映画『Mission Raniganj』

デリーでは毎週のように新作映画が公開されているが、油断しているとすぐに上映館が減り、時間帯も限定されてくる。いくつか未見の作品が滞留し始めたので、慌てて10月6日公開の『Mission Raniganj』を観てきた。
PVR Promenadeにて鑑賞。字幕アリの劇場、時間とは都合が合わなかったので、作品自体は英語字幕ありだけど、字幕なし上映の回。

監督 ティヌ・スレーシュ・デーサイ
出演 アクシャイ・クマール、パリニーティ・チョープラー、パワン・マルホートラ

1989年に実際に発生した炭坑事故に基づいた物語。事故により水とガスが充満する坑内に閉じ込められた炭坑夫64人。エンジニアであるジャスワント・シン・ギル(アクシャイ・クマール)が、当時の限られた設備・技術で彼らを救出するミッションに挑む。

長いことハードコア会社員をやっていたので、ごく稀にジャスワント・シンのような有能で実直で職務に忠実で人々を救う神のような人って実在するんだよねぇ…とか、過去の炭鉱労働者や技術者たちの血と汗と涙があって今の私たちの世界があるのよねぇ…なんてことを考えた。
脇役のパワン・マルホートラのお芝居がよくて、絶対あちこちで彼を観てるはずだ…と思ったら、アーミルの『1947 Earth』に出演していたようだ。そりゃあ見覚えあるわけだ。

良作です。ジャスワント・シン夫妻がパンジャービーだし、舞台は西ベンガルだし、坑夫たちも訛っているので、字幕ありで観るべきだった。


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