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期末テスト

4月1日から期末テストというか、年末テストが始まる。
月、水、金、と1日おきに1科目ずつ実施。2週目も月、水、と実施して終了のはずが、今期突如始まったヨガクラスもテスト対象となってしまったため、火曜と金曜に詰め込んで、4月12日に終了。
12月の中間テストは30点満点、今回の期末テストは70点満点で採点され、合計点数でクラスのpass/fail判定となる。合格ラインは40%とか60%とかの噂で、はっきり告知されない。

12月の中間テストは、デリー校の講師によってテスト作成、採点されていたが、期末テストはアーグラー本社によってテスト作成、採点される。なんかちゃんとした写真、受験番号、本社社長のサイン入り受験票も支給される。科目によっては(オーラルとヨガ)、試験官も外部(デリー校、アーグラー校以外)から派遣されてくるらしい。なんだか突然本格的だ。

中間テスト時と同じく、テストの1か月前くらいから、講師の態度が「アタクシが教える期間は終了したから、後は自分で勝手に準備なさい」という様子になり、まともな授業が行われなくなる。そこで、学生の側から「シラバスに載ってるコレとコレとコレを教わってません!」とか「過去問に毎年出てるこの項目を教わってません!」とか「図書館に過去問もらいに行ったら、直近4年分が保管されてません!」「過去問解いたのでチェックしてください」とか訴えて、なんとかアーグラー作成テストの傾向と対策に備えることになる。

テスト対策のかなりの部分が「暗記」に割かれることになる。いやまぁ、日本の中学高校でも年号やら人名やら公式やらの暗記が必要だったけれども、暗記よりも「理解力」「応用力」が試されていたと思うのだが、インド式教育ではほぼ純粋に「暗記」が要求される。例えば、典型的には、リーダーのテストで、本文の提示無しで、「モーハンは誰ですか」「ウサギはどこに住んでいましたか」の様な出題がなされる。それって…果たしてヒンディー語能力のテストなのか…。

テストが終われば、授業が実施されることもなく、26〜30日頃に修了式が実施され、我々学生の滞在許可は学期最終日の4月30日までなので、帰国することになる。(滞在延長の手続き方法もあるようだが)

しかし、なんともあっという間の8か月間だった。

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