【原因論と目的論の違い】『嫌われる勇気』を読んで('ω')
こんにちは('ω')ノ
昨日『嫌われる勇気』で解説されている「課題の分離」についての内容を紹介しました。
↓ご興味ある方はこちらをお読みください。
本日も『嫌われる勇気』から「原因論と目的論」について解説をします。
【本記事の内容】
原因論と目的論について学ぶ
固定マインドセットと成長マインドセット
原因論と目的論の話に入る前に固定マインドセットと成長マインドセットと2つのマインド(考え方)について解説を行います。
●固定マインドセット:人は生まれながらにして能力や運勢も決まっていて、変えることができないという考え方。
●成長マインドセット:人は努力次第で自分の人生を変えていけると信じている考え方。
みなさんはどちらの思考をお持ちでしょうか?('_')
僕は「努力に勝る才能無し」を座右の銘にするくらいですから、人は努力次第で自分の人生を変えていけると信じでいる方です。ですので、成長マインドセットを持っています。
原因論と目的論の話を理解するためには、まず成長マインドセットを認めることから始めないといけません。
つまり、「人は変わることができるを前提に置く」ということです。
原因論と目的論
では、本題に移ります('ω')
本書で紹介されている例を出しても自分の理解が正しいかわからないため、自分の体験談に基づいてお話をします。
例えば、自分についてよく「もっと人の話を聞き、もっと明るく人に接したい」と思うことがあります。そんな僕ですが・・・・・
実際はそうはなり切れていません(-.-)
人の話を聞かないときもありますし、冷酷なことも多いです・・・・
なぜなら、子供の時からそういう人間だったから・・・・
まさに、この「なぜなら、子供の時からそういう人間だったから・・・・」というのが原因論ですね。
しかし、先ほども申したように人は変われるを前提に置かなければなりません。どこかで、人の話を聞くよりも自分の意見を言い、意味もなく明るく振舞うなんてかっこ悪い・・・そういった目的のために変われずにいます。
これが目的論です。
本当は目的が先にあって、それを正当化するために原因を後から付けているというのです。
与えられた環境でどうするか?
人の遺伝子は50%が親から受け継いだものと言われているため、人は変われると言いつつも遺伝子レベルで合わないものを受け入れるわけには行けません。
そうは言っても「もっと人の話を聞き、もっと明るく人に接したい」という気持ちはどう対処すればいいのか?
それは本書でも述べられているように「自分を好きになる(自分を認めて)」ことからはじめて、与えられた環境でどうするのかを考えれば良いという結論に至りました。
弱さは強さと表裏一体でもあるため、人の意見を聞かず自分の意見を言うのは、自分の意見を言えない人にとっては強みに聞こえるし、人の話を丁寧に聞く人からすると弱みにも感じてしまいます。
自分はこういう人間だからできないというのではなく、場面場面に応じて実は自分の行動の選択を取ることができるということを理解しておく必要があります。
人の話を聞いた方が良いときは聞く、自分の意見を述べた方が良いときは思い切って発言をする。
自身の行動は自身で選択可能なのだということ。
固定マインドセットに縛られた原因論を考えるのではなく、成長マインドセットに従った「人は変われる」という信念で行動すると、行動の選択の幅が広がるかもしれませんね(^^♪
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