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【写真で鎌倉SCF活用報告】深沢中学校〜シティズンシップ教育

2022年度「鎌倉スクールコラボファンド」を活用した取組については中間報告で紹介しましたが、今回は深沢中学校の取組をクローズアップして報告させていただきます!

深沢中学校1年生の「シティズンシップ教育」をテーマにした総合的な学習の時間を1年間伴走支援いただく、NPO法人 未来をつかむスタディーズの河内さんより「今年一年間様々な講師が話に来るが「講師との対話・友人との対話・自分との対話」の3つの対話を大事にしてほしい。」とメッセージをいただきました!
記念すべき第1回目は、ベトナムから命からがら日本に来られた元難民のチャンさんから教科書に書いてある難民ではなく、リアルなお話を伺うことができました。生徒たちからも「自分は12年しか生きていないが、こんなにも違う世界があるのかというのがとても勉強になった。自分は恵まれていると強く実感した。」と感想を伝えていました。
2回目は「ジェンダー平等を実現しよう」をテーマにジェンダー問題と向き合ってこられた飯島彩音さんに講師としてお越しいただきました。教室の中にある様々な多様性の話をはじめ、ご自身のお話もしていただきました。お話が終わった後も多くの生徒たちが個別にお話を伺いに飯島さんのもとに集まっていました。
3回目は「見えない障がい」をテーマに癒シンガーとしてご活躍されているKeikoさんに講師としてお越しいただき、外見からは判断できない障がい、見えない障がいを持っていることを教えていただきました。自分が困っている時になかなか察してもらえないことが多い。ただ、そもそも見えない障がいが知られていないことの方がつらいと感じることがあるそうです。知ることの大事さを気付かせていただきました。
2学期に入り、4回目はイスラムにルーツを持つメイワティさんにお越しいただき、みらスタの河内さんとともにインタビュー形式でお話いただきました。日本の文化がイスラムの理想と近しいようで親近感がとてもあるようです。
5回目は世界を旅し続けながら世界のリアルを伝える旅人先生ことふじもん先生です。異文化を理解しようとするならまずは己に自信を持ち、見えるところ、つまり足元を固めることをまず考えることの大切さを教えてくれました。
様々な人が様々な課題・悩みを抱えながら社会は動いていることを理解した生徒たちは、これまでの他者理解を通じて、自己理解のステージに移行します。自分年表を作成して、①初めての記憶②楽しかった記憶③悲しかった記憶④大切な記憶を書き出し、自分を見つめ直す学習をします。
プレゼンツールを活用し、自己理解のまとめ作業を行いました。それぞれが興味を持っていることをわかりやすくまとめながらも2分間におさめるために悪戦苦闘していました。
3学期には、他者理解・自己理解を通じてまとめた内容を2分間のスピーチとして発表をしました。この日は授業参観も兼ねて行ったため、たくさんの保護者の方もいらっしゃっており、生徒たちも緊張した様子でしたがとても堂々としていました。
スピーチ内容より:「様々な人の話を聞いて相手のことを知る必要性を理解した。ニュースなどの情報からも単純にインプットするのではなく、相手のことを思うのであれば先入観を持たないことの大事さを知った。」
様々な講師が伝えたかったことが生徒に強く伝わっているのだなと感じました。
鎌倉スクールコラボファンド・鎌倉の教育活動についてもっと知りたい、と思われた方は「進メ、鎌倉ペンギン」内で多数紹介していますのでご覧ください!(教育総務課 教育企画担当)