かまる

在米広報/編集ライター 現地情報満載のハワイ記事と写真ならお任せください!  ハワイ…

かまる

在米広報/編集ライター 現地情報満載のハワイ記事と写真ならお任せください!  ハワイ在住書き人/翻訳人/プレス担当⬅︎米系航空会社機内誌編集長⬅︎米系企業の広報担当⬅︎米系大手ホテル⬅︎仏国航空会社CA

マガジン

  • 日々のこと

  • 編集ライター

  • 1ヶ月書くチャレンジ

    いしかわゆきさんの著書「書く習慣」を読んで触発され、1ヶ月チャレンジに挑戦しています。

  • 遠距離介護

    ハワイから日本の母をスカイプで遠距離介護中です。日々の出来事を書き留めています。

最近の記事

  • 固定された記事

兼業してます:広報と編集ライター

かれこれ30年近く前、日本語を喋れるけれども読み書きのできない友人がPR会社を立ち上げることになり、FAXの翻訳を手伝っていました。当時は、電子メールなどは存在せず、もちろん翻訳アプリなどもありませんでした。 アルバイトからいつの間にか正社員に。会計士になるために大学にも通っていたのに、人に感動を伝える広報という職業が面白く、気がつけば広報の道へと進んでいたのです。 アメリカの企業や団体、そしてビジネスを日本のマーケットに紹介するという、非常にニッチな広報です。 アメリ

    • 初めて聞いた、骨が折れる音

      年齢を重ねると、「え〜、すご〜い、これって生まれて初めて〜」という体験が少なくなってきます。少し寂しい気もしますが、人生長くやっていると経験豊富になるから仕方ないですよね。 が、そんな私が、久しぶりに生まれて初めてのびっくりする体験をしました! 骨折、こっせつ、コッセツ。そう、骨を折ったんです。 ちょうど1週間前の今頃、携帯の充電器を充電しようと、コンセントの前の床に座っていました。少し離れたところにあったプラグを手にしようとした瞬間にバランスを崩しそうになったので、右手

      • 継続って、そんなにむずかしくないと思えた瞬間

        先週noteを更新したら、noteさんから「記事が公開されました 6週連続投稿! かまるさん、今回も執筆おつかれさまでした!」というメッセージをいただきました。 「なんか嬉しい」というのが私の素直な感想。「継続って、こういうこと?!」 本来なら、日記替わりに毎日でも更新を目指したいnoteですが、仕事ではない(ギャラが発生しない)noteは、いつも後回しになってしまって、なかなか更新できません。書きたいことは山ほどあるんですけどね。 実は、ものかき大学(ものがく)のブロ

        • 翻訳とAIと人間

          最近、翻訳の仕事が増えています。とくに営業をしているわけでもないのですが、紹介や口コミでお仕事が飛び込んできます。 昨年の春に雑誌の編集と翻訳のお仕事をしました。私は編集者として、編集プロダクション会社との折衝と4名の翻訳者さんのまとめ、そして写真キャプションの翻訳と最終的な翻訳原稿の編集の担当です。 深く切り込んだ内容の濃い記事は、翻訳や編集をしていても楽しく、翻訳者さんからも「また、あのお仕事したいです」と言ってもらえました。 が〜〜〜、秋号ではお声がかからず、スル

        • 固定された記事

        兼業してます:広報と編集ライター

        マガジン

        • 日々のこと
          13本
        • 1ヶ月書くチャレンジ
          9本
        • 編集ライター
          21本
        • 遠距離介護
          2本

        記事

          2024年3月のふりかえり

          2月のふりかえりをしたのが、まるで昨日のように感じられます。 というくらい3月はいろいろなことがモリモリの月でした。 まずは、先月と同じように「やったこと」「できなかったこと&理由」「来月やること&改善案」を考えます。 【3月やったこと(今月は少なめ)】   ◯翻訳の仕事、仕事、仕事   ◯記事執筆のノルマをクリア(4本)   ◯Xの毎日投稿   ◯バラバラと読書 実は、昨年の同時期に、編集プロダクション会社(以下、編プロ)経由で某高級ホテルの雑誌の編集のお仕事をした

          2024年3月のふりかえり

          1週間でなく1か月でもない2週間の猶予(愛猫PUAの最初で最後の闘病日記)

          18年前に友人宅で産まれて、縁あって私の元にきた愛猫PUAが何の前触れもなく下半身麻痺になったときのことを書いています。 ▼これまでに書いた経緯 PUAの後ろ脚が、ある日突然動かなくなりました。その事態がよくわからず混乱している私。が、さらに混乱しているのは、PUA自身のようです。 小さな家ですが、PUAが行きたいところは、どこに行くにも時間がかかる。なぜか、ねこトイレに入ることさえできない。「どうして?」とPUAの声が聞こえてきそうです。 お気に入りのソファーにも飛

          1週間でなく1か月でもない2週間の猶予(愛猫PUAの最初で最後の闘病日記)

          その日は突然やってきた(愛猫PUAの最初で最後の闘病日記)

          その日は、本当に突然やってきました。こんなことってあるの? って、何度自問したことか。 朝、キッチンの床に黒いシミがあったので、モップがけしようと、すぐ近くにいた愛猫のPUAに「ちょっとどいて、掃除するから」と話しかけても微動だにしない。怠けねこめ! 「Move!」と怒鳴ってもダメ。あ、うちの愛猫たちは、たぶんバイリンガルです。大体、褒められるときは日本語、叱られるときは英語が多いです。 動く気配がまったくないので、背中を押してズルズル動かすと、普段なら嫌がって飛び起き

          その日は突然やってきた(愛猫PUAの最初で最後の闘病日記)

          今さらながら、2月のふりかえり

          私の手帳歴は長く、その昔、システム手帳と呼ばれるバインダー式のごっつい手帳が大流行したころから、いろいろな手帳に手を出してきました。ここ5年くらいは、デジタルのカレンダーと併用しながら、「書く瞑想」と呼ばれるジャーナリングの要素も取り入れています。 と、いきなり手帳の話でどうした? と思われるかもしれませんが、まあ聞いてじゃなくって、読んでください。 年初にはその年の抱負、月初にはその月の目標、週末には次の週のTo Doなどを考えて手帳やカレンダーに記入します。が、達成で

          今さらながら、2月のふりかえり

          スタバで贅沢な時間

          先週、雑誌の編集と翻訳の仕事がありました。翻訳は3名の優秀な翻訳者さんに任せて、私は編集作業に専念。 自宅オフィスでコンピューターに向かって、連日カタカタやっていました。 通勤時間0分、パジャマ出勤OKの自宅オフィスなので、タイパも素晴らしいのですが、自宅には誘惑もたくさんあります。 また毎日同じ場所で同じ景色を見ながらのお仕事は、飽きてもきます。 そして、原稿につまづいてしまった私は「もう無理!」と、カフェでお仕事することにしました。 愛用のMacBook Air

          スタバで贅沢な時間

          執筆の神様はギリギリにしか降臨してくれない

          少し前に書いた記事、と思っていたら、なんと4か月前(!)に書いた記事に書きましたが、私は自分の嫌いなことならズラズラと書けます。 乾燥機から取り出した洗濯物を畳むのが面倒なので、乾燥機をチェスト替わりに使う、だらしない自分。痩せたいと思いながら、甘いものがやめられない、自分にはどこまでも甘い自分。 まだまだあります。でも、一番嫌いなところは、やらなければいけなことをギリギリまでやらない、グズグズする自分です。特に執筆や翻訳作業で、このグズグズが出てきます。 一応スケジュ

          執筆の神様はギリギリにしか降臨してくれない

          戦略的に結果目標と行動目標

          2024年、年女として迎えるこの年のために、昨年末から目標設定に取り組んできました。そして、例年のように単なる目標ではなく、今年は戦略的に結果目標と行動目標を立てることにしたのです。 すると、面白いことを発見しました。「目標」というと、大抵は「〜する」とか「〜になる」だと思うのですが、私の4つの結果目標のうちの2つは「〜しないこと」だったのです。 無理しない ストレスを抱え込まない シンプルに生きる QOLのアップ 年齢とともに、「しないこと」の大切さを感じていま

          戦略的に結果目標と行動目標

          祖母から母へ、母から私へ

          子どもの頃、家族と過ごしたお正月の朝、母は昆布と花かつおで丁寧にとったお出汁に鶏胸肉を入れ、煮立てます。そして、水菜と網で香ばしく焼いた丸餅を加えると、お雑煮の完成です。 小学生の時、初めて友人宅で過ごしたお正月。そこで出会ったのは、人参や大根が入った白味噌のお雑煮でした。その日、お雑煮にはさまざまなバリエーションがあることを知ったのです。自分の家のお雑煮が、一つのスタイルに過ぎないことを悟った瞬間でした。 すまし仕立てのお雑煮は、関東風だと言われますが、うちはコテコテ大

          祖母から母へ、母から私へ

          「2023年の記録」からnote考察

          2024年元日、ようやく2023年の振り返りを文字にする時間ができました。 昨年末にバタバタと用事をこなしながら、頭の中で2023年の振り返りをしていましたが、なかなか落ち着いてnoteに向き合う時間がなかった。いや、向き合えなかったという方が正しいかな。私は、遅筆に加えて、落ち着いて専念する時間がないと文章が書けないのです。(今年はこれを改善したいと思っています) これまでは、あまり計画を立てずに、思いのままに書いていたnoteでしたが、noteから届いた「2023年の

          「2023年の記録」からnote考察

          龍角散はおじいちゃんの背広のにおい

          ずっとコロナバージンだったのに、10月半ばにとうとうコロナに感染。コロナ陽性で自宅待機中は、高熱が出ることもなく、普段通り元気に(?)家で仕事をしていました。が、一週間ほど経って、陰性になってから、なぜか咳が出はじめて苦しむことに。 その後数週間は、咳が出て眠れない夜があったり、突然激しい咳が出たり。友人と食事に行くのも憚れるような状況が続いたのです。 1か月ほど経って、「これはやはりおかしい。もしかしてロング・コビットかしら?」と思い、主治医のオフィスに電話すると、午後

          龍角散はおじいちゃんの背広のにおい

          自分の好きなところはないけれど

          しばらくnoteを書けませんでした。本業が忙しいのもありましたが、それよりも今日のお題「自分の好きなところ」というのが難しすぎます。 だって、どんなに考えても、自分の好きなところなんて出てこない。 嫌いなことなら、ズラズラと書けます。(私って、かなり嫌なやつなのかも) かといって、自分を卑下していることはまったくなく、「こんな私でどこが悪い?」と開き直るという自己中心的な人間です。 というか、自分の好きなところを速攻で書ける人は、「もしかして自己陶酔系じゃないの?」な

          自分の好きなところはないけれど

          高齢の母との距離:アメリカでの生活と涙

          コロナのパンデミック中、私は日本に帰ることができませんでした。 ほぼ毎日、スカイプで顔を見ながら話しをしていたので、母は元気にしているものだとばかり信じていました。ところが、昨年末に帰国すると、母はすっかり変わっていました。 今までも、久しぶりに会うと「小さくなったな」とか「年老いたな」と感じることはありましたが、さすが4年近くの隔たりは大きなものがありました。 一日数分のスカイプではわからなかったことが次々と出てきました。 同じことを何度も言うこともありますし、話が

          高齢の母との距離:アメリカでの生活と涙