先日、上海へ5日間ほど滞在してきた。現在はビザ無しでの中国訪問は難しい。観光ビザを取得する必要がある。しかしながら、東京の中国ビザセンターは、申請で列び時間を要する話を聞く…観光ビザを取得しなくて良い方法がある。それがトランジットビザである。上海では24時間以上144時間以内であれば、現地の空港で申請用紙に入力すれば入国が許可される。webで検索すれば色々出てくる。僕自身も色々調べてから中国へ行った。やはり不安は拭えなかった。以前は度々出張で上海に行っていたが、半分寝ているような状態で入国しても大丈夫だった。そうはいかない現実。だからこそ不安。誰かの役に立てるかなと思って、その経験を動画に残した。テキストで見るよりも全体の流れは理解しやすいのではないだろうか。

この動画で流れを

僕は台北まで行って帰国。随時公開しているのでご興味ある方は観てみてください。

テキストでも簡単に注意事項やフローを記載

・日本→中国→第３国（香港、台湾含む）の航空券とホテルを確保。
・別の航空会社でもok
・第三国というのはすべての国が該当するわけではない。53国（下記サイト参考）
・中国の到着日はカウントせず最初の0時から144時間を計算する。
・都市によっては72時間のような場所もあるため検索して確認。
・24時間以内は入国不可（かつてはできた）。
・日本の空港でチェックインする時にはトランジットビザでの訪問だと伝える。
・入国時には健康申請をする必要ある。アプリまたはWeChatのミニプログラム。WeChatだと日本語もあって分かりやすかった。生成されたQRはスクショしておくと便利。12時間前しかできないが、何度やっても大丈夫のため事前に入力内容を確認しておいた方が良い。また厳密には飛行機の座席も入力するため搭乗手続き後に入力した方が良い。
・入国のイミグレでそのQRコードをかざせばok
・イミグレで外国人は入国カードを記載する必要があるが、その入国カードが临时入境外国人入境卡という青い紙にとなる。これを入手して書けばok
・上海浦东机场ではこの青い髪はイミグレの近くに立っていたおじさんに言ったら手に入った。またこのおじさんがイミグレの入管の人にも、トランジットビザの人いるからと知らせてくれて誘導。
・トランジットビザが通るとビザにシール式のビザを貼ってもらえる。
・航空券予約やホテル予約は印刷しておいた方が便利。
・出国時も临时入境外国人入境卡を書く必要がある。
・出国時にも健康申請のアプリを入力してQRコードを生成する必要がある。

上記、僕は思い当たる注意事項を記載しました。あくまで自分で再度ご確認ください。一度経験した人間からすると、第三国に寄って日本に戻るのと临时入境外国人入境卡を入手して書けば良いだけと思ってしまうぐらい実はややこしくはないので、観光ビザで労力も必要な上に1万円ぐらいかかるなら、台北や香港韓国など寄ってから帰る方が良いよねーとも感じます。
（下記に参考ページも貼り付けておきます）

中国でのモバイル電子決済などについて

その他、出張や観光で中国に行く人が不安になる部分が、まだあるだろう。そう、モバイルでの電子決済、タクシーの配車、自転車のレンタル、飲食店でのQR決済や注文など。このあたりの内容も体験してきたので、noteにまとめてあるので、興味がある方はぜひ参考にしてください。こちらは有料での内容開示にしてますが、調べる時間や不透明さを無くしたい方にはオススメです。では皆さま、良い中国旅を！

参考

第三国に該当する53カ国

临时入境外国人入境卡

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亀貝 康明(KAMEGAI YASUAKI)
株式会社サンゾウ 代表取締役
新潟で株式会社サンゾウを創業して、地方発ベンチャー企業として日々拡大中。元CAPSULE Inc.取締役。上海、台湾在住歴あり。中華圏やアジアを中心とした海外生活や海外ビジネスに関しても発信中。Twitter→https://twitter.com/kamegai_sanzo