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記録の鮮度

僕は、タスクシュートを実践する上でTaskChute Cloud (TCC) と TCC Liteを使用している。

これらアプリは、表面上のログは時と分までしか表示されてないが、おそらく裏では秒まで記録されていると思う。
開発者のjMatsuzakiさんやぞえさんに聞いたことはないけれど。

分までしか記録されていないと、開始時刻が同じタスクが2つ以上あったときに、どちらを上に表示するか一意に定まらないから、といった設計上の仕様かなあ、と思ったりしてる。

もちろん秒単位でも同じ話は成り立つが、さすがに秒まで同じタスクが頻繁に生じることはないだろう。


これに明確に気づいたのは、TCC Liteを使い始めたときだった。

実行中のタスクは、以下の画像のように秒単位で時間が進んでいくことがリアルタイムでわかる。
TCCにはない表示だったから、使い始めたときはとても新鮮だった。

(たすくまを使ったことないのだけど、たすくまにはこういう表示はあるんだろうか)


他にも気づくポイントはある。

例えば13:40ごろ開始して、13:45ごろに終了した記録があるとする。

このとき、表示されている記録としては開始「13:40」、終了「13:45」とあるが、実績が「5分」ではなく「4分」と表示されていたことはないだろうか。

これはきっと、裏では例えば13:40:45、13:45:03とか記録されていて、その差分は4分18秒なので、四捨五入か切り捨てで実績としては「4分」と表示されるのだろう。
(この記事を書きながらちょっと実験してみたら、どうやら切り捨てのようだった)

TCCのみを使用していたときもこのことには気づいていて、おそらく裏ではそういう秒単位の仕様になっているんだろうなあと思ってはいた。
そして、TCC Liteで秒の表示を見たときに、やっぱりそうかも、と少しだけより強い確信を得た。

もちろん真偽は定かじゃないが(jさんとぞえさんに聞けば良いだけだが)、こういう裏の仕様を予想したりするのは結構楽しかったりする。

たまに記録を忘れて、時刻を遡って記録することがある。
例えば、風呂から上がったあと、いつの間にかTwitterを見ていたときだ。

そういう時は、ざっくりと3分くらい時刻を戻して、たとえば19:32に「風呂に入る」を終了させ、「Twitter」の開始時刻を「直前タスクの終了時刻」として開始させる。

このとき、表示上はいつも通りと変わらず時と分が記録されているだけだ。

しかし、おそらく裏では19:32:00に「風呂に入る」が終了し、19:32:00の「Twitter」が開始されたことが記録されているんじゃないかと想像する。秒単位の記録はスパッと切られている。

秒まできっちり記録されているかどうかは、タスクシュート的にはどうでもいいのだが、このような裏の記録を想像するとき、秒がきちっと「00」となっているのを想像するとき、「記録の鮮度」が少し落ちたな、と感じる。

もちろん、それが良いとか悪いとかではなく、それ自体に後悔も反省も何もない。「きちっと秒単位まで記録するにはどうすればいいか」と考えることもない。

ただただ、ちょっとだけ鮮度が落ちたなあと感じるだけだ。

こういう感覚のことはタスクシューターの中でも話したことはなくて、割とマニアックな感覚なんじゃないかなと思っている。

ただ、このマニアックな時間感覚は、タスクシュートを始めたときの時間感覚と同じようなものを思い出させてくれる。
この感覚に関しては以下の記事に書いた。

そして、この感覚が記録自体の面白さだったりするし、タスクシュートを続ける理由の1つだったりする。

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