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本「最後の晩ごはん 忘れた夢とマカロニサラダ」

椹野 道流著。

なんで自分がユーレイになったんだろう?
何か心残りなんだろう?
そんな自分のことがよく分からないユーレイが出てくるお話。

執念。。。
ではなかったその理由。

その理由がさー、
切ないのよー

本当に。

みかんの入ったマカロニサラダ。
それがもう一度、食べたかったんだねー。

切ないー〜ー


このユーレイさんみたいに、
子供の頃にふとしたことが
とっても嬉しいこと、あるよね。

私も覚えてる。

私の場合、おもちゃのお弁当箱を
「本当のお弁当にしてほしい」って母に頼んだことがある。
それは密閉できなくて
(だっておもちゃだから)
ちゃんとしたお弁当箱にならなかった。
しかもちっちゃい。
でも、
あまりにも私が頼んだから
母がそれをお弁当箱にしてくれたんだよねー
1日だけ。
幼稚園に持って行った。
すっごく嬉しかったなー

そういうことなんだよね。

ちょっとしたことなんだけど
一生のキラキラの思い出になる。

ありがとう、お母さん。

本読んで、母に感謝。

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