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本「12巻 最後の晩ごはん 秘された花とシフォンケーキ」

椹野 道流著。

今回も裏切らない内容。
アットホーム。
ほんわか。
ふぁんたじー。

読み終わると
心がなんだかポカポカしている。
薬みたいな本だね〜

今回、海里は食堂の店員でありながら
朗読劇のオーディションを受けて
レッスンを始めるって内容。
そして、食堂にやって来たユーレイさんは
長い間さまよってたいたらしきおじさん。
それを今回は海里くんじゃなくって
食堂の店長、夏神さんがおもてなし(っていうか成仏してもらえるよう頑張る)。

日本が戦時中、物資がない中で
お母さんが子供になんとかおいしいものを食べさせようとして
3つの卵、少しの砂糖と小麦粉で
大きなふわふわのカステラ(シフォンケーキ)をなんとか作るっていうシーン。

あぁ、母は強し。
素晴らしい。

きっとこのお母さんだけじゃなくって
現代だって同じだよね。
限られたものやお金の中で
なんとか我が子に!ってみんなしてるんだと思う。

母は強し!!

わたくし、おばちゃんは
子供には恵まれなかった。
でも不幸じゃない。
子供がいなくても良いダンナくんがいて
良い仕事もあって
住む家があって食べるものものある。
ないものねだりをしたらキリがない。

でもね、我が子がいたら
どんなだったかな?って思う。
きっと想像できない気持ちとか
感情とか色んな想いがあったんだろうな、と思う。


シフォンケーキ、食べたいなー
ユーレイさんみたいに
母親の愛を感じながら
ハフハフと出来立てシフォンケーキ(カステラ)を食べるの
いいなー
素敵だなー


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