痩せるのに有酸素運動は必要か?
ダイエットといえばウォーキングやランニングなどの有酸素運動というイメージがありませんか?
結論から言うと、痩せるために有酸素運動は必須ではありません。
今回はその理由について解説します。
有酸素運動で身体に起こる変化
そもそも有酸素運動にはどんな効果があるのか?
有酸素運動に期待できることは主に
心肺機能の向上
心身の健康
消費カロリーの増加
の3つです。
心肺機能の向上
有酸素運動の効果でもっとも大きなものが心肺機能の向上。
いわゆる持久力、スタミナと表現されるものです。
心肺機能を向上させることで、疲れにくくなったり、マラソンのような長時間の運動のパフォーマンスを高めたりすることができます。
心身の健康
具体的には
血流を促すことによる疲労回復
高血圧の改善
一定のリズムで行うためストレスの発散
などが期待できます。
消費カロリーの増加
体脂肪を減らすための基本は
消費カロリー>摂取カロリー
の関係をつくること。
消費カロリーを増やす手段として有酸素運動が使われることがあります。
ですが、実際に有酸素運動で増やせる消費カロリーはそこまで多くありません。
参考)
・体重60kgの人が80分ウォーキングした時の消費カロリー 252kcal
・ご飯お茶碗一杯(160g)のカロリー 250kcal
※ウォーキングの消費カロリーの計算、カロリーSlismより
消費カロリーを増やすことはできますが、そこまで期待しすぎないほうが良さそうです。
基本的なダイエットのアプローチ
そもそもダイエットの目的は?
そもそもダイエットをする目的は
「自分の理想の体型になりたい」
「健康になりたい」
などがメインだと思います。
そのためには
体脂肪を落としつつ、筋肉量を増やすorキープする
ことが最重要ポイントです。
具体的なアプローチ
体脂肪を落としつつ、筋肉量を増やすorキープするためには
食事を調整しつつ、筋トレをすること。
これが圧倒的に優先順位が高いです。
食事を調整することで消費カロリー>摂取カロリーの関係をつくりやすくなりますし、筋トレをすることで筋肉量を減らしにくくなります。
その上で余裕があるなら有酸素運動をしたり、食事の細かいところ(サプリメントやタイミングなど)にこだわるのもありです。
ただあくまで優先順位が高いのは
「食事の調整と筋トレ」
ですね!
まとめ
今回は痩せるために有酸素運動が必要か解説しました。
結論から言うと、必須ではありません。
あくまでダイエットにおいては食事の調整と筋トレが優先順位が高いです。
ただ、有酸素運動には
心肺機能を高める
ストレスを発散する
など、ダイエット以外の効果も期待できます。
これらの効果を狙ったり、食事の調整と筋トレをした上で余裕があったりする場合は有酸素運動を取り入れるのはありです。
自分の体力や使える時間、目的などを考えて有酸素運動を取り入れてみてください!
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