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10月,夏休みの終わりと修論への道.

こんにちは,こんばんは.
毎度研究職つきたいと騒ぐ院生です.

さて,台風がすごかったのですが,下手したら学生最後の夏休みと呼ばれる9月30日がこんな日になろうとは.
来年も私は学生ではありますが,ドクターとしての学生なので研究漬けであることを祈ってこういう夏休みは私も最後になるのかなとか思ったり,思わなかったり.
先日,助教と話してたときに言われたことがとても嬉しくてがんばろうと思いました.

博士後期課程は学生というよりも研究者という職業に近い.

ということで,めっちゃ元気になりましたね.
この夏休みを振り返ってみて,まず院試で1ヶ月ほど時間を取られたことが誤算でした.
そこから私の夏休み計画が崩れて帰省したら薬が切れて断薬状態になりバイトに行く途中で発作.
それ以来バイトを遠ざけ,研究室からも足が遠のきそのまま両親のいる韓国へ.教授には一応現状を伝えておいたのでもう両親の所で療養してきて等言われました.
そしてその翌週には彼氏との大阪旅行,そして彼氏の実家訪問パート2がありまして,結局9月の最終週まで学校から遠のいて研究を頭から吹っ飛ばしていました.
休学期間と同じことをしておりました.
はい,現実逃避であり,ここまでしないと私は完全な休息という行為ができないのです.
研究を完全に切り離さないと必ずどこかしら頭の隅っこで研究がいるので休日とかだらだらしているはずなのに完全に休まらないのです.
(本当はいつも研究命!が理想ではあるのですが…)

最終週からそろそろ研究室リハビリをしなければと思い学校に通い始め,来年度からの新しい研究室の修士生対象のゼミに参加,展示の片付け等色々やってみたら体調を崩しました,案の定
彼氏にも,私の場合は自分で大したことないと思ってしまうので必ず何か異変を少しでも感じたら休めとしっかり言われました.
喉痛いな〜とか思いながら学校行ったら翌日頭痛までし始めたからそういうことなんでしょうね.
体調悪いとわかっててなんで学校行くの?と言われましたが,その研究室の特色といえば特色なのですが,基本的にそこはゼミ生が来ないんですよね.
まあ,なんで今は別の研究室の私が教授と助教と一緒に三人で作業してるの?え,ゼミ生は?みたいな節があるのですが,人手不足なのでどうしても手伝わなきゃ感が働いてしまう.
たまにそういうのを彼氏には,変な八方美人やめろと言われるのですがなんか全員参加の日に全員来ないのはご法度なうちの研究室とは真反対すぎてなんか行かなきゃっていう使命感も育てられてしまってるんですよね…多分.彼氏とはもう,体調優先で素直に休むこととか,体調は大事なことだからそういうことはちゃんと俺に報告しなさいと言われました.
血痰が出たので流石に内科行ったら,喉が腫れて声帯まで逝きかけてるとのことでよく討論できたな私…とか思ってました.
まあ,熱もないので日常生活も問題なしです.
その彼氏に怒られた日にはカードの請求が来て絶望的になり親の脛齧りで母にラインしてもうやさぐれてました.本気でまた死のうとまで思ってたほどです.

それでも一応その日中に彼氏とも和解し,身体を労ってと言ってくださって本当に心を入れ替えようと部屋の模様替えをしたのですが,先日模様替えをした彼氏の部屋とほとんど同じ配置になってしまいました.(あ,ここ笑う所です)
とてもアンバランスになってしまったのですがデスクを東向きにしたかったのでまあそのままで色々したのですが.
昨日台風で彼氏の家で相談したら,流石プロダクトデザイナーの卵さん.空間把握能力がすごい.私の部屋はわかっているので,あれをここに動かした,という話だけでだいたいの位置を把握したそうです.それでこれをここに置いたらというアドバイスを私に言い残して今日飲みに出かけて行きました.(結果的に今いい感じに落ち着いています,流石すぎる…)

本題はここからなのですが,今日から後期!
しかし台風の影響で午前の授業は休講になり,そこそこ意気込んで彼氏と起きたのに休講…みたいになったのですが仕方ない.
キャンパス内でも規制線が張られるほど倒木があったり結構危ないし私らは徒歩通学なのでアレなのですが,電車も混乱していたようですし.
午後は通常授業なので,別のキャンパスで開講の学芸員養成課程の授業にはでたのですが,キャンパス間バスで移動.
それまでに最後の検証を無事に終わらせて計算,グラフの作成まで終わったのでもしかしてもう後は論文だけ…!?あれ,材料揃った!?的な状況になって少し安堵しています.
落ち着いてます.明日は教授と正直に色々話しますが,言えるほどの進捗は本当にこの1週間で詰めたくらいです.論文は未だ手付かず.遅いのはわかっているけれど,構成さえ作ってしまえば書けます.書ける気しかしてない.
11月中旬くらいまでに書き上げます.そこからまた赤が入るのでそれを予定します.

そして別キャンパスでは久しぶりに仏文(フランス語文学)の一個下の同期に会いに行きました.留学のときに仏文の先生たちにはお世話になっていて,その中でも結構有名な先生は教育面の研究もしてるので,以前私が研究職につきたいことや研究者になりたいことを言ったときはかなり反対されましたね.
ポストがないから.将来性もない.これからの日本は大学の数も減るから教員の分母も自然と減る.働きながらでも勉強はできるから無理に博士号を取りに行くこともないし就職するなら修士までじゃないとどこも採用してくれない,博士号は就職先がない.
まあ,これは私が博士後期課程に進学することを今の研究室の助教と話をした時も覚悟してねと言われてたくらいですから,これは覚悟してました.

その一方で,やはり情報としてうちの助教と違ったのは若手研究者の受け取り方でしたね.
うちの助教は,今若手研究者を増やす傾向にあるから絶対有利だし私たちの頃よりも全然いい環境にあると.
恐らくこれは分野の違いでしょうからなんとも言えないのですが,今日お話しした教授は仏文の先生なので人文社会系,表象系など文系の分野でのお話しなのですが,デザイン系ではどうなのでしょうか….
まず今日仏文の先生と話して聞かれたのはポストはあるの?とのことでした.まあ,まだ未定ですけど気になってる先生もいますし学会とかでその先生と交流深めたりして人脈作りつつ,研究してっていう期間にもしたいと思ってますね,という話をしてました.
うちの学科,研究科ではそういう戦略で道を作ってる人が多いですね.一方で同期のM2の子とも話してたのですが学会参加はまだあんまりだよね…という感じでうーん…と言ってます.Mからの学会参加はゴリゴリの理系とかの方が実績として必要だから文系ではあれなんでしょうか,私と同い年のゴリゴリ理系のD1のサークルの同期はやっぱり学会行きまくってますね.Mの時から結構行ってたみたいです.

デザイン系における実績って結局どっちなのよ〜?
ということなのですが,デザインは表象として捉えれば文系ですし,インタラクティブとかメディアアートとかの分野になると理系になりますしそこの分野の学会になりますし.今の所私が所属しているデザイン学会は取扱い分野が多く学生も参加しやすい学会なのですが,これから参加を考えている学会はまだシンポジウムとか行けてなくてそろそろ行かなきゃと思いながらも情報が出るの遅いのでやきもきもしてます苦笑
とりあえずDC1とか学振に出すなら論文数や学会での発表実績がいるので仕方ないと言えば仕方ないけれど学会は選ばないと行けないからな…と思ってそろそろ接触を試みています.所属したい学会はもう決めてるので.
あとは今日教授と話してて,短期留学で外国行くのはありだよと言われましたね.確かに.うちの研究科でも留学枠が余ってて毎年困ってるんだよ〜と私の副査の先生から言われました.アヲイちゃん,またフランス行かない〜?とか地味に言われてます.
いや〜,行きたいっす.それに留学中お世話になってた大学の助教からは推薦状まで書いてもらったのに結局体調のせいでそこの大学院での勉強という道が途絶えてしまったのが現状です.それで進学し続けてる意味もあるんです.実は.
なのでまだその先生とは繋がってるのでコンタクト取って共同研究みたいなのとかもしたいですけどねえええええええええ…….

ということで,夏休みが終わって今日1日終えた感想として,これから修士論文に突っ走って行くわけですが,ドクターの研究生活を考えると修論がんばろっと思い,修論書くために検証もあとほんの少ししか残ってないんだからがんばろっと思い,結局検証も終わったので頑張れそうです.
皆に頑張る〜というといつもほどほどにね,と言われてしまう私ですが,ほどほどに頑張って家でも論文書ける状態にはなったので頑張りたいですね.
来年からの研究生活のためにもやるぞ,修論…!
待ってろ,博士後期課程…研究生活…!

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