NANA

2児のアラフォーママ。 息子(小学6年生でADHD・LD) 娘(高校1年生で感覚過敏)…

NANA

2児のアラフォーママ。 息子(小学6年生でADHD・LD) 娘(高校1年生で感覚過敏) 息子が不登校になりかけたが克服。 平和でヒマな日常に戻り、子育てで揺れる母親の心を綴ります。 趣味は読書

最近の記事

高校生のママ達の悩み

2年ぶりに中学時代の同級生2人と会った。 小学校6年から高校3年の子供を持つママ達。話題はもっぱら子供の進路と教育資金の話と、それに伴う自分の働き方の話だった。社会問題をリアルに語った。高校に進学している3人の子供はみんな進学校に入っているので大学に通わせたい。でも塾に通わせるには結構お金が必要だ。大学に通うのも4年間で何百万とかかる。旦那の稼ぎは平均的だが、足りそうもないのでそれぞれが働いている。しかし、日々のタスクが多すぎるのと、40代という年齢的にもフルで働く体力はもう

    • 引っ込み思案なふたり 親バカふたり

      高校の入学式で、娘は小学校時代の友人と再会した。 その日はクラスが別だったのと、久しぶり過ぎてあまり話せず、LINEの交換はできなかったそうだ。数日経っても会えないらしく、進展はない。引っ込み思案な2人はこのままずっとお互いに話しかけることをしないまま、せっかく再会したのに、昔みたいに仲良くなれないのではないかと心配になった。私がその友達のお母さんのLINEは知っているので、IDを送って登録してもらおうかとも考えた。「さすがにそれはやりすぎじゃない?」と旦那が言った。これか

      • 桜満開🌸高校入学式のミラクル

        暗雲立ち込める、入学式前日 新生活の始まりの不安からか、繊細な娘の情緒は乱れていて、塞ぎ込んでいた。春休みにたくさん宿題が出ていたが、その中の高校生活の抱負を1200字以上書く宿題が少しも終わっていなかった。私も心配になって、書くためのヒントを伝えたりしたが、「無理!こんなメンタルでは何も書けない。」と泣きそうな声が返ってきた。思えばいつも手のかかる弟にばかり気を取られて、娘にはあまり手をかけてこなかった。ほっといても何でもキチンとできていたので、それが当たり前になっていた。

        • 新学期、久しぶりの普通学級

          昨日は6年生息子の始業式だった。 3年生の途中から特別支援級に在籍していたので、久しぶりの普通学級。 朝から心配ばかり。 息子は持ち物の管理も苦手。前日も「明日から学校始まるよ。」と伝えていたが、そのことと持ち物を準備しなくてはいけないことが結びつかない。一緒に確認しながら準備した。朝にも忘れ物がないかチェックしていたら、5本ともが、もう書けないくらいに減っている鉛筆を発見した。バタバタと削って、今日の予定を再確認。教室に行く前に新しいクラスを確認するんだよ。支援級には行か

        高校生のママ達の悩み

          発達障害、合理的配慮は傲慢?感謝を伝えたら優しさが返ってくる。

          息子はADHDで文字の読み書きも苦手。なので学校ではノートが取れないとか、文字を読むことが困難なため、疲れすぎて集中が続かないとか、普通はこれくらいできるでしょと思うことでもできないことがある。本人の努力が足りない訳ではない。なんなら困難を抱えながら、むしろかなり頑張っている。なのでその特性を周りに理解してもらわないと、とても辛い学校生活になってしまう。 最近、理解とか配慮とかって学校なんかでは当然の権利のように主張される傾向が出てきたように思う。確かに足の不自由な子に走れ

          発達障害、合理的配慮は傲慢?感謝を伝えたら優しさが返ってくる。

          15歳娘、「屠(ほふ)りたい。」発言

          急に「屠(ほふ)りたい。」と言ったかと思った。 屠るとは、体を切り裂くとか、皆殺しにする、打ち滅ぼすといった意味の言葉だ。娘よ。一体どうした。どういう心境なのだ。厨二病をこじらせて、殺伐とした心の嵐に向かい合い、見えない敵と戦っているのか。そんなことが一瞬にして頭の中をよぎった。どんな言葉をかけたらいいのか、しばし唖然としていたら、もう1回言った。ん?なんか違う。聞き返したら「モフりたい。」だった。「なんかさあ、動物とかをモフモフしたいんだよね〜。」とのこと。ああ、癒されたい

          15歳娘、「屠(ほふ)りたい。」発言

          発達障害息子の今日は支援級最後の懇談の日だった。

          息子は3年生で、発達障害が原因で自信を失い、不登校になりかけた。当時は無気力状態になっていて「何も出来ない子」と言われていた。通常級は諦め、支援級に移籍したら毎日学校に通うことができた。さらに4月から6年生で通常級に戻れることになり、今日は支援級最後の懇談の日だった。 支援級で2年半かかって、やっと心が回復し、成長もした。だけどその過程は、息子の状態に波があったので、どうしたら情緒が安定するのか、私も先生も苦労や心配の連続だった。通常級復帰は無理かもと迷いつつ、でもついに通

          発達障害息子の今日は支援級最後の懇談の日だった。

          サブカル好き中3娘と、微妙に噛み合わない会話

          夜10時半過ぎ、眠たくてぼうっとしながらの会話…。 娘「このボカロ好きなんだよね。ふまふも歌ってる。」 私「まふまふって、紅白にも出た?命に嫌われているとかの?」 娘「そう。」 私「命に嫌われているって、そんなことあんのかな?」 娘「でもボカロって、そういうの多いよ。」 私「深いのか軽いのかよく分からんな。   っていうか、厨二病の延長?それなら理解できる。」 娘「そうかも。でも、厨二病も極めるとかっこいいんだよ!」 私「ほお、厨二病も芸術に昇華できるっていうこと?芸術は言

          サブカル好き中3娘と、微妙に噛み合わない会話

          美しいものを感じていたい

          美しいものを美しいと感じていたい。これが自分が生きていく上で一番価値のあることで、人生の目標でもあり、生きている理由だと思っている。自分も美しくありたい。仕事もデザインの仕事をしている。 エリートコースからドロップアウトしてしまってから、お金を稼ぐこととか、社会的地位とか、資本主義的な価値観から離れて、自分なりの価値観を構築しないと劣等感から逃れられず、惨めで生きづらかった。 美しいものを見て感動する時、私は身体中の細胞の水分が、震えて波打つような感覚がある。心が揺れる。

          美しいものを感じていたい

          子供会の役員が大変だった💦

          もうすぐ終わるが、今年度は子供会の役員で会計をしている。5年生のお母さんが基本的に役員をすることになっている。 子供会の仕事は純粋に子供たちが喜んでくれるので、それは嬉しい。自治会など、地域の組織の仕組みや、仕事を知ることもできた。無償で地域のために活動している人は偉いと思った。感謝しかない。 周りの子供会が年々消滅していく中、自分の住んでいる地域は入会する人も結構いるし、行事の出席率も良い。コロナで、人との触れ合いの制限を経験しているので、こういう集まりが求められている

          子供会の役員が大変だった💦

          今日、娘の中学卒業式。実は4月から早く卒業して欲しいと思っていた。

          外では一生懸命なので、しっかり者と見られているが、本当は結構ぼーっとしていることが多い。家事をやり忘れていたり、ドジなことをよくしてしまう。4月の最初の授業参観で娘のクラスを間違えた。C組なのにB組だと信じ込んでいて、B組を見ていたら、隣のクラスから「お母さん!」と娘が呼んでいた。そこで気がつけばいいのに、隣がB組だったのかと思ってしまった。それは良いとして、その後のPTA総会。体育館に移動して名簿に丸をつける。B組の名簿に当然名前が載っていない。「娘の名前がないんです。」と

          今日、娘の中学卒業式。実は4月から早く卒業して欲しいと思っていた。

          勇気を出して自己開示したら、想像以上のデトックス効果があって驚いた。

          NOTEを始めてみて自分の変化が予想外だった。始める前にも個人的に日記を書いて、心に燻っている気持ちをアウトプットすることはあったけど、ネット上で公開するという行為だけで、こんなにも自分に与える影響が違うものかと少しびっくりしている。特にリアクションがなくとも、誰かに、苦手だった自己開示ができたのだと思うと、それだけで達成感が得られて、気分が爽快になった。夜もよく眠れて、スッキリしている。こんなにもデトックス効果があるものかと、初SNSで感動的に体感している。もちろん記事を読

          勇気を出して自己開示したら、想像以上のデトックス効果があって驚いた。

          娘、中学卒業。中学生の親になって初めて気がついたことがあった

          娘は明後日、卒業式を迎える。今日が最後の給食だった。洗濯を繰り返して生地が薄くなったナフキンを見て、小1から始まったアイロンがけも、もうしなくて良いのだと気がついた。成長とは嬉しくも寂しくもあるなとよく思う。 子供の成長は早いもんだと感慨に耽っていたら、自分の中学生時代の卒業式のことを思い出した。自分は結構優等生だった。成績も学年1番で生徒会の役員も経験したし、部活動でもキャプテンだった。内申点も44か45も取ったことがある。でも辛いこともあった。「頭の良い人はいいよね。」

          娘、中学卒業。中学生の親になって初めて気がついたことがあった

          もうすぐ卒業の娘。中学校生活で頑張ったこと

          娘は感覚過敏の傾向がある。大勢で1つのクラスで学ぶスタイルにストレスを感じてしまう。聴覚も過敏でにぎやかな雰囲気にも疲れる。つらい時には静かに過ごせる図書室でひとりで本を読むことがよくある。本を読むことは好きなので、仕方なく読んでいる訳ではないのが救い。雑音が気になりすぎて人の話が聞こえにくく、話すのも苦手。普通に毎日学校に通うだけでもかなりのエネルギーが要る。1年生の時はストレスから学校を休むこともあった。2年生の時も同じような状況だったけど、仲の良い友達ができた。それでも

          もうすぐ卒業の娘。中学校生活で頑張ったこと

          不登校になりかけ事件から2年半、スクールカウンセラーとの対話の中で感じたこと

           現在5年生の息子の学校生活も今は順調で、特に心配していることはなかったが、先日、スクールカウンセラーと話をした。息子は1年生の時から少し周りの子と違うなという感じがあって、2年生で宿題の漢字ドリルにかなり時間がかかるのを見て発達障害を疑うようになって以来、定期的に相談をしている。 2年生の時は友達とのトラブルや癇癪を起こすことも頻発していた。精神的にとても疲れていたし、学校生活がうまくいかないことをどうしたら改善できるのか全く分からず、心が暗く悲しくなることが多かった。そ

          不登校になりかけ事件から2年半、スクールカウンセラーとの対話の中で感じたこと

          激動の後の平和でヒマな日常

          今日から日記を書こうと思う。 息子が3年生の時は大変だった。とんでもないハズレの先生に当たってしまい、発達特性が原因の言動で強く叱責されたことで傷つき、学校に通えなくなるまでになってしまった。普通学級に通うことを断念して支援学級に移籍したが、その過程で母子ともに心がボロボロになってしまった…。 今は幸い支援学級で心を回復することができて、4月から6年生で普通学級に戻ることになっている。私も回復し、余裕がでてきたので自分のために時間を使えるようになってきた。全て忘れたわけじゃ

          激動の後の平和でヒマな日常