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島根鳥取縦断旅 「出雲そばのち民藝館」


献上そば「羽根屋」

今回の山陰旅で食べたかった地元グルメのひとつ「出雲そば」。

江戸時代末期創業の「献上そば羽根屋」で頂こうと伺うも、
大人気店のため既に大行列・・・。
一度は諦めようとしたけど、やはり本場の味を食べてみたい一心で待つこと40分。
待ち時間は、最寄りの商店街を散策しました。

出雲市本町商店街

雰囲気の良いお店が軒を連ねており、散策が楽しい商店街。

小さなカフェが併設された本屋さんに立ち寄ったり、
向かいの気になるお店に入ってみたり、待ち時間が思わず充実!

元レコードショップのリサイクルショップ
出西窯のうつわ1000円!?

こちらのお店で見つけたヴィンテージの「出西窯」のうつわに大興奮!
お話しを聞くと、50年前くらいの出西窯とのこと。
しかも、、、値札を見て思わず「これ、買ってもいいですか?」とお店の方に何度も聞いてしまいました。
後日談ですが、旅から帰った後も他のうつわが気になってお店の方にお電話して、お取り寄せをさせていただき、友人にも出西窯のうつわをお裾分けしました。

「三色割子蕎麦」

そんなこんなであっという間に40分は過ぎ、お蕎麦屋さんに入店!
三色割子蕎麦と天ぷら割子蕎麦を注文しました。

わんこ蕎麦とも異なる、三段に重ねられた可愛らしい見た目と、一段ずつ味が変わるお蕎麦。
細麺でこしがある出雲そばを上から順に食べ、お出汁をそのまま次の腕に入れて食べていく独特さも、これまた楽しい。
出雲そばの大ファンになりました!ごちそうさまです。

「出雲民芸館」

出雲そばを堪能した後は、出雲市から車を走らせること30分ほどの場所へ移動。
農道や民家が続く細い道を走りようやく到着!
あらゆる事に感動が止まらなかった「出雲民藝館」

年季を感じる木製の看板は芹沢銈介さんの直筆によるものだそう。それだけで有り難みが増し、看板をじっくり観察。

閉館1時間前でしたが、受付の方がとても親切丁寧に民藝館の説明をして下さりました。
そして時間もあまりないので早速、展示を見ようとする私たちに「もうじき空が暗くなるから、先に外観やお庭を撮影した方がいいですよ!」と、私たち2人の写真をあらゆるスポットで縦横バージョン撮ってくれたおかげで記念写真がたくさん!

*民芸館内は撮影禁止ですが、外観やお屋敷は撮影可能とのことでした

この母屋が民芸館

1746年出雲大社造営の棟梁が手がけた「長屋門」を抜けると立派な佇まいのお屋敷がお出迎えしてくれます。

あまりにも立派な風格ある建物にしばし釘付けになりました。

お屋敷は現在も7人のご家族が住まわれているそうで、民藝館の敷地の中に住居があることに何より驚き!
ちなみに、お屋敷に住まわれているお祖父様が出雲民芸館の館長をされており、民芸館の看板横には名前の表札が掲げられています。

この場所は改めて、民藝は暮らしの中にあることを感じます。

館内の展示も併せ、長い時間を経た歴史的あるものに触れ、
今、自分がどの時代のどの場所に立っているのか一瞬分からなくなるような非現実な壮大さを体感しました。

出雲ラストはこちらも初めて訪れる「出雲大社」。

「こーひーしょっぷ縁」のオリジナルカップ

出雲大社で見つけた「こーひーしょっぷ縁」、こちらでコーヒー飲みたいたいなと思いましたが、閉店時間を過ぎており断念・・。
でも、最後の最後にこんな渋い素敵なお店を発見できたことにテンション上がりました。




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