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memorandum-5

memorandumというのは、備忘録のこと。最近、うひゃー(驚)となった事を書き留めておく日記のような感じの小話。今回は小話3つ。ご近所付き合いの話、語学勉強の話、禁酒してる話

近所合壁。


近所合壁。きんじょがっぺき、というのは、近くの家々のこと。隣近所。▽「合壁」は壁一枚を隔てた隣のこと。まずは御覧いただきたい。

信じられるかい?これ、全部、ピーナツの殻なんだぜ?

こんなん、ピーナツをつまみに出すバーの床掃除でもこんなには集まらないよ?我が家の庭は狭い。私がモノグサであるので庭掃除等をあまりしたくない。そして輪をかけてモノグサな夫アルゴが庭掃除なんてするわけない、という理由で、家を購入する折、あえて庭の小さな家を選んだのである。

これらのピーナツ殻は、我が家の狭い庭のほぼ一面を覆いつくしており、ヤード用(庭掃除用)のでかいゴミ袋3つ分あった。

言っておくが、うちのゴミではない(怒)

日本から旅行に来られた方が驚き、そして100%、口をそろえて「カワイー」というものがいる。リスとウサギである。大都会のセントラルパークですら、もりもり見かける。だが、多くの住人にとって野生のリスやウサギは害獣なのである。なので「カワイー」と口をそろえる人の横で私は「けっ!」と口に出す。それほどに憎んでいる。

ガーデニングの大敵。なんせ奴らは球根を掘り返し、家庭菜園を荒らす。そのうえ、色んな病気も持っているので、うかつに触れてはならないし、我が家のように犬なぞいるご家庭では、ノミだのダニまでも心配せねばならない。

ちなみに我が家の犬どもは、庭に出没するリスやウサギを捕まえようとするが、捕まえられた試しはなく。猟犬として繁殖されたヨークシャーテリアとは?と思うが、捕まえたら捕まえたでそれは面倒なので、猟犬の本能は忘れたままでいて欲しい。

ともあれ。この忌々しいピーナツの殻はお隣さんの仕業である。お隣さんは「我々はLove Animalだから」という理由で尋常でない量のピーナツや鳥の餌をまき散らすのである。だが彼らの家に撒かれた餌。それをリス・ウサギなどが我が家にやってきて食べ散らかすのである。Loveってる場合ではないのだ。

少々の量ならわかる。我々は常に「良識ある良き近隣住民」でいたいので、常識量なら良い。勝手にしてくれ。だが、隣人はでかい米袋(30㌔入り)ほどの大きさのピーナツ袋を購入し、それを2週間ほどでカラにする勢いでまき散らすのである。おかげでここいらにいる鳥、リス、ウサギは我が家周辺にじゃんじゃん集まってくる。野鳥がいっぱいいて良いわぁと隣人は言うが、このクソ野鳥どもも、朝っぱら4時くらいからちゅんちゅん、ちゅんちゅんやかましいのである。ゴミを漁られたり、

鳥、リス、ウサギだけならまだしも、スカンクまで呼び寄せる。驚かれるかもしれないが、ここいらではスカンクが普通にちょろちょろしているのである。そして庭にやってきたスカンクに近づき、りんご🐶とまめこさん🐶は、スカンクの屁被害にあっている。しかも数回。これはまたいずれ恨みつらみを吐き散らかしたいのであるが、犬がスカンクの放屁にあうととても大変なのだ。尋常じゃなく臭い。家じゅうが臭くなる。

もちろん、我が家だけでなく、反対側のお隣さんもお向かいさんも、お隣に長年、やめてくれ、と苦情を入れるのだが聞ききゃしねぇ。現在の私の家に住んでいた前住人、前々住人は、耐えきれずに引っ越したのだと聞いた。そのくせに、ファイヤーピット(庭で焚火するやつ)で焚火などするとお隣さんは猛烈な勢いで文句を言う上に、警察・消防まで呼ぶのだ(憤怒)

面倒なのは、隣の隣人は基本、良い人なのだ。挨拶もすれば、クリスマスプレゼントとか旅行に行けばお土産もくれる。なのでガツンと「やめろ!」と言えない小心者の私は、庭掃除をするたびに、クソが!と呪いの言葉を吐き散らかすのである。夫アルゴが私の怒りに耐えかねて、「ちょっと量を考えてくれないか」と丁寧な感じで、隣に文句を言うがそれでもききゃしねぇ。

落ち葉などなら堆肥になるのだが、ピーナツ殻はなぜかそのままずっと殻として残る上に、食いしん坊なアホ五郎さん🐶がやたらと口の中に入れる(賢いりんご🐶と高貴なまめこ🐶さんは拾い食いなぞしないのである)。その上、普通に熊手のようなものでかき集めることも大変で、私は地面にはいつくばってこのクソ忌々しいピーナツ殻を拾わねばならぬのである。

もちろん、家庭菜園にはネットをかけたり、リス・ウサギの嫌いな臭いのするものを植えたり(ラベンダー・ミントなど)、市販の害獣グッズもじゃんじゃん使っているが、全然、ききゃしねぇ。その上、この庭掃除で出たゴミを入れる袋は有料であり、5袋くらいのパックで売られているのだが、掃除するたびにこれを3つも4つもピーナツ殻のみで使用するのもまた忌々しい。

隣人を止める何かいい方法はないものかと、とりあえず、先週末は、朝早くから(ゆーても9時頃。隣人は退職した人たちなので朝起きるのが遅いのだ)デス・ヴォイス満載の曲をガンガンかけ庭掃除をしたのだが(もちろん、隣人は騒音にもやかましい)文句を言ってこないか、そしたら言い返してやる!ふんぬ!と、撒き餌作戦的なことをしたが、効果はなかった。

ようやく雪もとけ、ガーデニングシーズン到来である。今年も家庭菜園に精を出したいのであるので、これからますます奴ら(リス・うさぎ)との攻防、および、隣人への呪詛で忙しくなる私なのである。何か良き方法を募集なのである。

韋編三絶 その2。

「いへん-さんぜつ」何度も繰り返し、熱心に本を読むことのたとえ。また、学問に熱心なことのたとえのこと。以前、夫アルゴの語学勉強について語った。その時のNoteのタイトルがこの韋編三絶。なのでその2.

夫アルゴは我がオットながらすごいのである。なんせ5か国語、喋れるのだ。しかもほぼほぼ、独学。英語、スペイン語、アラビア語、日本語、そしてドイツ語(ただいま練習中)。日本語、アラビア語については書くこともできるので、なおさらすごい。

私のNoteですっかりお馴染み、異文化チャンネルの友人ともちゃんも英語、日本語、スペイン語、フランス語を操る。「フランス語は難しいから、ついつい簡単なスペイン語の方を勉強しちゃうよね」とか言ってて、うぉ~!かっこいい!と思った。

そんな人らが周りにいると、なんかすまんな、日本語と適当な英語だけで、と思うのだが、長年、う~む、何かしらの言語を勉強したいと言いながらも、基本、ナマケモノなので何もしないままでいた。で、今年の目標として、◇スペイン語の練習と習得。としたので、ボチボチやっている。

夫アルゴと友人ともちゃんの超絶おすすめ、Duolingoなるアプリを使い、1月からやっている。少しばかりは理解できるようになってきた。本当にちょっぴりなのだけど、でもそれまで知ってたスペイン語がサベッサ(ビール)、ロカ・ロコ(クレイジー)、ベンデホ(バカ)といくつかの挨拶だけだったのでえらい進歩なのである。

夫アルゴと話していて思うのは、言語習得のカギは二つ。1つは音感。音感の良い人は、上達が早い気がする。夫も友人も音楽をやっているし。アフリカから来た友人も文法や読解はさっぱりだったが、スピーキングはズバ抜けていて彼もやっぱり音楽をしていた。そういやブラジル住まいの友人も音楽をやっている。むぅん、私は音痴であり、リズム感がないので、難しい、とそんな風に思うのは言い訳かもしれないが、少なくとも私の周囲の人たちで語学習得に優れている人ってのは音楽をやっている人が圧倒的な数である。

そしてもう1つは、コツコツ。根気強くやること、である。件のアプリDuolingoは友達設定があり、友人がレベルアップしたりするとお知らせがくるのだが、夫アルゴ、ともちゃん、そして他の友人たちもとりあえず、毎日コツコツとやっている。私なぞは仕事が忙しかったり、犬の相手が忙しいとかそんな理由ですぐに怠けてしまうので、Duolingoからお知らせが来るたびに背筋を伸ばす思いで、うぉ!スパニッシュ、スパニッシュ!と思い練習を繰り返している日々。

スペイン語は発音が日本語と似ているし、文の構造も似ているので、なんとなくやりやすい。Duolingo、日本でも使用できるようなのでお勧めです。Duolingo使ってる人、私のケツを叩くためにもお友達になってください。

というわけで、そのうちまた中間報告記事を書けるといいな(これも別の方法の己を追い込み、コツコツ続けるための手段として)と思っております。

ちなみに、その1で触れた夫アルゴが勉強しているドイツ語。毎日、横で聞いているけど、相変わらず、マイン フント イスト ブゥンダバー、マイン フント りんご イスト ブゥンダバー。(私の犬はすばらしい。私の犬、りんごはすばらしい)しか言えませんよ。スペイン語でいうと、ミ ペロ りんご マラヴィヨソ!スペイン語は全部じゃないけど、ちょっとだけなら映画とかでも聞き取れるようになってます!えっへん!

ちなみに友人ともちゃんは、ブログにて言語習得についての記事を沢山、まとめていてとても参考になるので、おすすめですよ。


金亀換酒

金亀換酒。きんきかんしゅ、この上なく酒を愛することのたとえ。私のことである。もう何度も書いているですけれど、夫アルゴと私は大の酒好き。もうただ、ただ好き。

味とかわからなかった若い頃もあったが、今は味も好きで、飲んで楽しい自分も好きで(快活にしゃべるのだ)、まったりだらだら飲むのも好きだ。日本にいる友人に「あんたって額よね。もうさ、ザルみたいにひっかかるものすらない程に飲むよね」と言われるほどに酒好き。

晩酌家庭、酒好き家庭に育ったゆえに、幼い頃からお酒と酒飲みは周囲にわんさかいた。なんせサザエさんに出てくる三河屋さんみたいな感じで酒の配達が定期的にやってくる家庭で育った九州の女なのである。父・母、どっちのじぃさんたちも大層な酒豪であり、これは呪われた血なのだ。

そんな我々が!な、なんと…禁酒をね!しているんですよ!えっへん!

まぁゆーて、一週間しか経ってないけども。夫アルゴの誕生日を終了し、40の節目を迎えた夫アルゴの誕生日の決意。それは「酒を1年ほど辞めてみる」というものだった。

え~、勝手にしなよ~と思ったが、周囲に酒や酒を飲む人がいたらやっぱり飲みたいだろうし、私もいい歳なのでしばらく付き合ってみることにした。

そもそも、晩酌にワイン1本(大瓶)をかっくらうちょっと飲み過ぎたわぁ、テキーラ一本、などというのはどう考えても体によろしくないし、「適量で止めておく」というのができない我々であるので、一切、排除することにしたのだ。

ちょっと前に、みこさんのNoteにて、ゾーバー・キュリアス(Sober Curious)なる言葉を知った。詳しくはこちらのサイトとみこさんのNoteにある。

素面でいることがクール!という言葉らしいのだが、「ほほ~ん、まぁ平日はソーバーキュリオスしようぜ」と思い、しばらくそうしていたが、仕事でイラっとしたり、夫アルゴにイラっとしたり、大五郎🐶のトレーニングで疲労困憊したりすると普通に飲んでいた。ただし、「普通」があんまり普通でないのは自分でも自覚している

夫アルゴはアルゴで、仕事や院でのストレスなどで、結局「酒飲んで寝る!」というような感じであった。で、1月~2月上旬はWHOLE30なるとにかくきっびしい食事制限ダイエットをして禁酒していて、で、3~4月は反動からか、それはそれは二人そろってじゃんじゃん飲んでいたので、あっという間に体重も戻ってしまったので、ダイエットも兼ねてまたしばらく禁酒することにしたのである。

夫アルゴは1年って言ってるけど、私はまぁぼちぼちで行こうと思う。とりあえず、家に酒類を置かないってことで。なんてったて、この家は、あればあるだけ飲むため、ワインラックがあるがそこにワインが存在した試しがないのである。ひどい!

と、いうわけで、あれですよ。上記のスペイン語の勉強と同じでね、ここでこうして書くことで自分の尻を叩く方式でですね、やっていこうと思っているのですよ。ちなみに開始日は4月25日ですのでね、ここで色々、中間報告をできればいいなと思っておりますよ。うえい。



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