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スタートアップ企業で昭和世代・平成世代の相乗効果をだすコミュニケーションは?

昭和世代・平成世代のコニュニケーションとは?

ご覧いただきありがとうございます!
私は100人程度のスタートアップ企業で人事・労務管理を担当しています。

当社ではコニュニケーションツールにslackを使っており、オープンチャンネルでは、他部署も含めた全社員のコメントが閲覧できます。
当社はスタートアップ企業のため、中途で入社した30代の社員が多く、そのため、80%ほどをゆとり世代がメインの平成世代、残りの20%ほどを50代・40代がメインのバブル世代、就職氷河期世代の昭和世代が占めています。
ベンチャー企業やスタートアップ企業では、比較的こうような構造になる企業が多いのではないでしょうか?

そこで、各世代のコミュニケーションが高い相乗効果を出しているときはどのようなときかについてまとめました!

各世代のコミュニケーションは?

まずこの記事では20~50代を以下の世代に分けています。
① 昭和世代(一般的なバブル、就職氷河期世代)30代後半~50代
② 平成世代(ゆとり世代)20後半~30代前半

そして、各世代の特徴は以下のように感じています。
① 昭和世代:
スタートアップ企業では、この世代の人は、バブル時に大手企業に勤めていた方が、役員や監査役としてスタートアップ企業で勤務するケースが多いと思います。
そのため、会社が勢いよく成長する実感をもっています。スタートアップ企業でも、その実感をもとに、成長したらどういうことができる、など熱く語れる方がいらっしゃります。
就職氷河期を経験した人も、バブル世代ほど熱く語るということはないですが、バブル世代を知っており、かつ、厳しい時代も知っているため、スタートアップ企業で業績がうまく厳しい際も、粘り強く状況を考えられる人がいらっしゃります。
就職氷河期を経験してもなお、将来が見えないスタートアップ企業に就職する方は、この変動的な社会でも、自身が行動することで会社を良い方向にしていけるという想いが強い方が多いと感じています。

② 平成世代:
スタートアップ企業にくる平成世代は、就職氷河期の先輩を見て、新卒の際は大企業や中堅企業、公的機関に安定を重視して入社したが、世界が変わっていく様子をみて、安定よりもやりがい、社会貢献、ワークライフバランスなど、会社主体ではなく、自身やより広い社会を主体とした価値観を重視して入れられる方が多い印象です。
そのため、昭和世代の「会社」への熱いというよりは、「個人」のやりがいや「社会」への貢献といった、マインドセットのような想いのほうが強い印象があります。

スタートアップ企業では、この両者の価値観がうまくかみ合う際に、チームがうまく機能するのではないかと感じました。

各世代が生産性が高く働けるときは?


① 昭和世代は、会社を軸としたビジョンや理想を語るとき、クリエイティブな発想を発揮すると思っております笑
会社の会議中なのに、居酒屋の会議のように話し始めると終わりなく盛り上がってしまう場合などでしょうか。「会社」を通して、「~がしたい」「~も将来的にできるのではないか?」と理想を自身のことばで語る人が多い印象があります。

② 平成世代は、理想をそのものはシンプルなことが多い印象です。「社会を~のようにしたい」、「自分は~をしたい」など、目標をシンプルに示すことが得意な印象です。
この世代が強みを発揮するのは、目標を計画に落とすときと感じます。目標が「自身」「社会」といったあいまいなもののため、それらに対して何を行うか、どう行うか、どうしたらできるか、など計画を論理的に整理して、整えることが得意な印象です。

これらをまとめると、昭和世代に理想を語ってもらい、社会、会社、個人も含めて、より貢献できる目標に対する計画を平成世代がつくっていく、という構造がしっくりきそうですね。
当社でも、常勤の平成世代の役員が質の高いスライドを作り、昭和世代の監査役等が足りないところを指摘して一緒に検討するという場面が多いです。

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このnoteでは、企業でマネージメントやモチベーションの向上、組織運営について取り組まれている方と情報交換の場にできればと思います。
ぜひコメント等お願いいたします!



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