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クレヨンしんちゃん みさえの子育てに感化され「ちゃんとしなきゃ」を手放す


息子とゴロゴロ寝っ転がりながらテレビを見ていたら、クレヨンしんちゃんがやっていて、めちゃくちゃ久しぶりに見た。

おしりぷりぷりして、相変わらずふざけてるなぁ〜。と何も考えずポカーんと見ていた。

ポカーンと見続けていると、何歳なのか分からないけど0歳児ぐらいのひまわりと、言うこと聞かない幼児のしんのすけ2人をワーワー言いながら子育てするみさえに注目してしまっている自分がいた。

みさえはどうしても自分が見たいテレビが見たかったのだ。そのためには、しんのすけにひまわりを面倒みてもらえるために、チョコビを食べていい?という交換条件に承諾したり、晩御飯の支度の時間になりどうしても続きが見たいので、テレビを鏡に写して反射させそれを見ながら料理をしたりする。

この時わたしは、みさえに爽快感を覚えた。

ご飯前に、チョコレートのお菓子かぁ、、
息子に子どもの面倒見せていいのかな、、
子どもをほったらかしてテレビが見たい
自分って、、

みたいな、私が感じるであろう子育てに
おける罪悪感みたいなものを
みさえは一切感じさせない。

自分の「テレビ見たい欲」をなんとか
爽快に叶えようとしていく。
まぁ、色んな邪魔が入り結局見れないん
だけど。


子育てしてたって「自分のやりたい欲」を
叶えてもいいんだ。って


自分で自分を縛っている子育てに関する「ちゃんとしなきゃ」が多いことに気づく。

(ちゃんとしなきゃ、と思っているだけで、別にちゃんとできていないのが私)


自分が「ちゃんとしなきゃ」と頑張って
いるもんだから、ちゃんとしていない人に
攻撃したくなるんだろうか。

ママYouTubeや、ママブロガーは
子育てに関して「世の中の当たり前」から
外れると
誹謗中傷されがちだったりする。

世間も、子どもや母親に対する
「ちゃんとしろ」が大きいのは気のせいだろうか。


母親だったら、「ちゃんと」子どもを静かにさせろよ。だとか、
「ちゃんと」栄養のあるご飯食べさせた方がいいよ〜。だったり、
外遊びは大事だから晴れている日は遊んだ方がいい、、
YouTubeばかり見てるとダメだよ、、


まぁ、わかる。やらせ続けるのは発達に良くないと思うし、やらせたくないのも事実。


でも、とやかく言う周りの大人は
子どもにやらせようとしている「ちゃんと」が
できているのか。


栄養の偏ったコンビニ食生活の大人
休みの日は家の中でダラダラすることが好きな大人
タバコや酒がやめられない大人
スマホばかり触る大人


子どもにちゃんとさせたがる割に、
大人の方が全然ちゃんとできていない。

「ちゃんとしなきゃ」に固められる
苦しくて面白くない子育て。

むしろ、世間の「ちゃんと」を気にしているのは
他でもない私なのかもしれない。

自分の中で、勝手に思い込んでいる
「ちゃんとしなきゃ」は無限にあると思う。

それは、母として息子を育てる責任感で
あって当たり前の感情なのだが、
もうちょっと気楽に考えていいのかも。と思う。


0歳から保育園入れるなんて可哀想、、
子どもにイライラしてしまう自分最低、、
今日は手抜きご飯しか与えていない、、


常に子育てには、自分自身で謎の罪悪感を
感じ背負いながらやってきた気がする。

充分やってるし、頑張っているのに、
なぜにそこまで責めるのか。


クレヨンしんちゃんのみさえのように
イライラする時は「しんのすけぇええー!」と
怒っていいし、やりたいことはやっていい。
子育てにおいて本当に大切にしたいことだけ
守り抜いて、それ以外の「ちゃんとしなくちゃ」
は手放していいのかもしれない。


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