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#1年でBリーグ全アリーナ制覇の旅 旅行記 三遠編(45/54:Fly Phoenix Fly)


はじめに

どうも。色々な事に囚われてて気づいたら2月でした。はおーです。
ここ最近はパルパゴス島でパルを捕まえたりしていたんですが、ふとX(旧Twitter)を見ていたら、↓のポスト(旧ツイート)を発見しまして。

やべ。ばれた。三遠以降更新してないのばれた。
色々忙しかってん。まじで。

という訳で昨年3/18(土)に伺った三遠ネオフェニックス編です。
例によって昨年の情報ですのでご了承ください。

旅の企画・三遠編

ダークネス(Notラプラス)

ギリ在来線で行ける距離だからそうしようと思ったら、ものの見事に寝坊しました。
新幹線課金気持ちええんじゃ。

豊橋駅は18きっぷの中継地点としてよくお世話になっていたんですが、結構昔からフェニックスの応援バナーを掲げていた印象があります。
今回のアリーナは一応最寄り駅がこの豊橋駅。
ただバスでそれなりの時間がかかるので、個人的にあまり最寄り駅感がなかったり。

なんとか試合前に豊橋市総合体育館まで到着しました。

1989年、平成元年に竣工したこのアリーナは、フェニックスが、JBL、そしてbj移籍後も使い続けていた伝統あるアリーナ。
同じ公園の敷地内にあるアクアアリーナというプール兼スケート施設と共に、豊橋市のスポーツ振興を支えている敷地の1つです。

建物自体はエンタメ向けではないので演出の難しさを感じるものの、ロビーなどには選手を大きく映した幕や掲示を多く出しており、雰囲気はかなり本格的。
ちょっとダークな雰囲気が、かっこよさをマシマシにしています。

ちなみにグルメの半数以上は外の屋台エリアに。
食券制なので初めて訪れる方はお気をつけください。

そんな訳で観戦。この日の対戦相手は仙台です。

典型的な体育館スタイルですね。椅子が固い事を除けば特段不満はありません。
若干2階席の傾斜が緩やかなものの、見難さといったものは感じません。
強いて言うなら、2階のエンドやサイド端は比較的遠めなので避けたいくらいかな?

ちなみに、B1ではかなり珍しい1階のエンドに座席が殆どないレイアウトです。

さっきと写真の角度があまり変わりませんが……三遠と言えばこのクソデカビジョン。
恐らくプロジェクターを用いたものだと思いますが、実はこれ既存の四面ビジョンを廃止した上で導入したものなんですよね。
Bリーグ、というかバスケの興行で四面ビジョンをあえて廃止するというのはかなり挑戦的な試みですね。

で、そのクソデカビジョンの付近に花道が用意されていて、そこから登場してくる選手達。
篝火の装飾なんかもあったりして。

後、やはり触れておきたいのはマスコットのダンカー。
ここ最近はX(旧Twitter)での精力的な活動が目立つ彼ですが、試合前は「Narco」の音楽に合わせ、エアトランペットで観客を盛り上げる役者ぶり。
……動き的にもポストサンディーっぽさあるんだよなあ。いや別にサンディー引退してないけど。

試合は74-82で仙台の勝利。

仙台の奇策がハマッた試合でした。
藤田HCが出場停止の中、4アウトを多用し外からプレッシャーを与える仙台に対し、フェニックスは面食らいながら試合が進む展開。
ハーフタイムで体制を立て直し、3Qを6失点で終えたフェニックスが23点差をまくる勢いでしたが、仙台も4Qに落ち着きを取り戻しいい攻撃を連発。これで決着でした。

仙台は全員良かったんですが、特にブースが内に外に躍動。FG6/9の19得点という超効率的スタッツを記録していました。
あと青木は移籍して間もないながらプレータイムも多く確保し、主にディフェンス面で活き活きとプレーしていたのが印象的でした。

フェニックスは1Qで誰がどこを守ればいいかわからない状態に。この混乱が長続きしてしまったのがもったいなかったですね。
それでも後半はオクインとラベナが後半だけで2桁得点を記録するなど、シンプルな1on1で流れを取り戻す動きを見せていました。フィジカルモンスター2人の意地を見た瞬間。
あと細川はボール持った時はほぼかならず仕事できていましたね。3Pも4本成功と文句なしでした。

最後に、ゲームデイプログラムにはこんなページがありまして。
演出関係に携わるスタッフのクレジット。
自分があまりこうしたプログラムに目を通さないのもあるんですが、こうしたクレジットを見たのは初めてでした。

フェニックスが自分達のホームゲームに自信を持っている事の表れであると同時に、1人1人のクリエイターに名前を売る機会を与えるという、多方面で素晴らしい取り組みだと思います。なんなら全チームクレジット表記して(懇願)

「東海道は超最高」で韻踏めない?

寝坊したせいで寄り道せずアリーナへ向かったため、ちょい腹ペコ気味。
夕飯はがっつりしたものを食べたいと思い、豊橋名物の豊橋カレーうどんにしました。
お店は勢川 本店です。

そもそも豊橋カレーうどんって何かと言うと、見た目は通常のカレーうどんながら、この下にはとろろごはんが入っているという革命的食べ物。
まぜずに食べる事で、前半はカレーうどん、後半はとろろカレーライスが味わえる超エコな一品.

で、食べた感想としては……まず量が凄い。うどん半人前、ごはん半人前、とかじゃなく、両方1人前ずつくらいの感覚。2人前くらいある。多分。その割にお値段も1000円しないのでコスパの鬼。
で、勿論美味しい。途中入っているうずらがいいアクセントになっているのと、とろろとカレールウが独特の甘味(スイーツ的な意味ではない)を感じさせる。ここでしか食べられない新感覚グルメでした。

ちなみに俺はとろろが苦手です。でも美味しくて完食しちゃった。

腹は満たしたけどアルコールは満たしていないという事で二軒目。
こちらは魚貝三昧 げん屋という居酒屋です。
先に言っておきますが、この居酒屋は少しだけお値段が張るところなので人を選ぶかも。
いただいたのは四海王 真という豊橋の地酒。全然癖がない。誰でも好きであろういいお味。

とは言え料理のクオリティは超一級品。
こちらはヤリイカ刺なんですが、身が半透明。イカ刺って普通白いんですが、これはどちらかというと透明寄り。つまりものすごく新鮮。

しかもゲソと頭の部分は天ぷらor塩焼きから選んで調理してもらえるという、ヤリイカ刺を頼んだつもりがヤリイカ堪能コースだったというマジック。

しかも最後シャーベットまでいただいちゃったんですよ!?いいお店はこうしたサプライズが上手すぎる。あと美味すぎる。

そんなこんなで気持ちよくお酒とお店の気心に酔いしれ、大府まで移動。そこで一泊し、翌日に備えます。

あとがきとおまけの1枚

三遠は初訪問でした。

大野HCの招聘など、コート内での改革が話題のフェニックスですが、オフコートも(確か)このシーズンが演出リニューアルの初年度。
まだまだ手探り感もあると思いますが、他のチームが求める「かっこよさ」とはまた少し違うベクトルの「かっこよさ」を感じました。感覚的な話だけど。

あと、フェニックスはかなり特殊なホームタウン構成をしていて、豊橋中心ながら県をまたいで浜松の方までホームエリアを展開している、島根と共に2県に渡って活動をしているチーム。
その分各ホームタウンへの配慮は他チームよりもきめ細かく、目立ったところだとホームタウン毎に大使的な選手を1名ずつ置いていたのは面白いなと思いました。
チームの歴史的背景が産んだ特色ですね。

誤解を恐れず言えば、Bリーグ移行後は他チームも成長もあり、相対的に存在感を失いつつあったフェニックス。その逆襲の物語はまだ始まったばかりなので、今からその軌跡を追っておくと、もしかしたら後世への自慢になるかもしれませんね。
そんなポテンシャルを感じるチームでした。

この日に開業した東急新横浜線。

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