20180214 メール
唐梅や愛というのはこのような
球根のわたし白のチューリップ
はじまりの街にきちんと春来たる
毛玉やら胸焼けしている猫の恋
七並べ君に負けたいバレンタイン
年明けから身体の調子がよくなく、予定などお断りすることが多かった。呑みに行こうとお約束していたひとからメールをもらう。「(体調)治った?」。とても嬉しい。わたしはそのひとを尊敬していて、そして好きだからだ。
嬉しくって混乱する。えっと「また近いうちに呑みに行きたいです」と返信。よかった、また連れていってください、って言えた。「もう少し暖かくなってからにしようか」と返ってくる。うん、わたしもそう思っていた。「はい。今、家族も風邪で寝込んでいて。お家のこともしているので、落ち着いてから、いかがでしょうか」そして返事が。「ご機嫌よく、お願い」
しまった、と思う。わたしは知らないうちにこのひとに、すべてをゆるされたかのように思っていて、甘えきってしまった。ほら、わたしに会って、移ったらいけないし。そんな優しさなんか見せたがって。また、自分の頑張りなんてのも、無意識に見せたがって。頑張りも至極当たり前の、取り立てて言うようなことでもないし。わたしはわたしを恥じる。後悔する。期待をしていたことに。
早く元気になろう。元気なわたしでちゃんと会うんだ。
追記 これを書いた後、インフルエンザで出勤停止に。そもそもの体調不良からか、今日はバレンタインデーなのに、日記の内容がちょっと暗い…。せめて、俳句はあかるく詠みました…。チョコレートはリンツの丸いやつが好きです。
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