書かなきゃやってらんない!35歳でIT企業に転職したら人生変わった話①会議はZoomでスムーズに!?

こんにちは。初めまして。
ここでは「かぴこ」と名乗らせていただきます。

私は現在36歳独身ですが、昨年、都内のIT企業に転職をしました。
最初の投稿では、私の人生が180度変わった話をしていこうと思います。

一般的に転職市場の壁は30代からどんどん高くなっていきます。40代では転職自体が厳しくなると言われる中、そのギリギリのラインで異業種・異職種に飛び込みました。

そんな自分の経験を皆さんに読んでもらうことで、これから転職を考えている人、今の職場に不満を抱えて悩んでいる人、はたまた独身が故に肩身が狭い想いをしている人、などなどの参考にしてもらえればと思います。

ペンとノートと、勇気だけが友達さ!前職はアナログ零細企業

人生が正反対に転換した要因として、私がそれまで在籍していた会社がとてもアナログな職場だった点があると思います。

前職は、業界紙の記者でした。

業界紙」ってあんまり聞いたことない言葉だと思うので補足しておくと、特定の業界に関する専門的なニュースに取り上げる新聞社のことです。

定期購読の契約者に直接送っている業界紙も多いため(私が在籍していた会社はそうでした)、駅の売店とか本屋にはあまりおいていません。

要するに、一般的にはあまりイメージがピンとこないくらいの媒体、よって会社組織もこじんまりとした「THE・中小零細企業」にいた訳です。

振り返ると、古巣はとてもアナログでした。仕事で使うツールといえば、ノートとペン、執筆はさすがにパソコンでしたがデスクに提出するファイルは「メモ帳」か「Word」。マンパワーも必要最低限のため、取材は単騎で乗り込みます。どんなエライ人にも勇気と愛嬌でぶち当たってきました。

取材や会議は基本的に対面。ギリギリまで取材をして会議に5分遅れてきた後輩が叱られるのはもはや風物詩みたいになってました。

「5分遅れの謝罪」から「5分前まで仕事可」に

今の会社には職種こそ違えど、前職で得た知識が生かせる職場だったのでなんとか入社できました。しかし、慣れないことは多い。なんとかの認証キーとか、プライベートブラウザとか用語ややり方が分からないなんて序の口

大きかったのはカルチャーの違いです。

先輩「明日13時から〇〇さんと会議です」
私「分かりました、場所はどこですか」
先輩「Zoomです」
私「ズームって最寄り駅どこですか?何時に会社出ます?」
先輩「???」

ズームって聞いて、とっさに京橋辺りのオフィスビルを想像していたんですね……。だって会議といえば、先方に伺うのがデフォルトだったから……。しかし、今の会社で「会議」といえば、相手が社内でも社外でもオンラインがベースだと知りました。

今でも、信頼関係をなる早で築きたい社外の方とは直接会ったり、話したりしたいなあとは思います。「会えば相手のすべてが分かる!」的な”対面信仰”は今でも残っていますが、ただ、相手が遠方にいらっしゃる場合もあるのでオンライン会議も使えるもんだなと多少は思えるようになりました。

それに、会議に5分遅れて叱られることはなくなり、5分前まで他の仕事ができるのは自分にとって新しい風景でした。

悩んでいるヒマはない!「分別」できるオトナになろう

当初は、「即戦力」で中途採用されたはずの35代後半のくせに、できることよりできないことの方が多い気がしていました。おまけに社内を見渡せば、年下の先輩社員がカタカタと慣れた様子で仕事をこなしていました。「KPI」や「アウトソーシング」などの横文字を使いこなす年齢も社歴も上の社員はやたらとキラキラして見えました。

飛び込むと決めたのは自分です。「駄文を書き散らすしか能のない自分が、果たしてやっていけるんだろうか……」と悩む暇はありませんでした。あっしも(生物学上も性自認でも)女だ!!とばかりに慣れる方法を考えました。

まずやったのは、分からんことだらけな中で、調べて覚えておくべきものと、そうでないものの分別です。知らないと進められなさそうなものと、簡単な説明を受ければ理解できそうなものだけを、先輩社員に教えてもらうようにしました。

仕事を進めなきゃならない中で、自分がわからないことを全部調べて覚えようとしていたら時間が足りなくなります。だから、おいおい覚えれば良さそうなものは後回しにしたのです。知らんものは知らんと開き直りつつ、影でこそこそ勉強する、そんな日々です。

我、三度反省するために書きまーす

初回にしてつらつらと書いてみましたが、会社側から見れば、たかだか入社1年ちょっとの新参者です。海の者とも山の者とも分からない、なんだったらいつ辞めてもおかしくないし、「お前の代わりなんていくらでもいる」レベルの社員の一人に過ぎません。

せっかく縁があって飛び込んだ世界ですから、会社の成長に貢献は言うまでもなく、社会的にちょっとでもインパクトが残せる仕事をしたいと考えています。

とはいえ、このnoteではそんな野心的な話というより、日々思う新参者の戸惑いや、身体も衰え酒が弱くなる30代の苦悩などなど等身大の話を書いていきたいと思っています。

あの孔子様ですら、朝昼晩、1日3回は自分の言葉や行動を振り返って反省しろと言っています。書いていくことで反省しようという目論見であります。

ここまで読んでくださった方(がいらしたら)、本当にありがとうございました。

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