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2021年購入本:7月分

アナログの読書ノートから一昨年購入した本リストを淡々と記載する7月分
記憶から消え去る前に読んだ本たちをてきとうに振り返り
※2021年分をこちらでざっとリライト
※(電書)=電子書籍
※(古)=古本
※(同)=同人誌
※(私)=私家版
※太字=読み終わり

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【購入本】
・ほんのきろく
・ボドキン家の強運 ウッドハウス名作選/P・G・ウッドハウス
・ザ・ベストミステリーズ 2021 推理小説年鑑
・現古辞典 いまのことばから古語を知る/古橋信孝+鈴木泰+石井久雄
・小川洋子の陶酔短篇箱/小川洋子
・猫の街から世界を夢見る/キジ・ジョンスン
・タイタス・クロウの事件簿/ブライアン・ラムレイ(古)
・図書館の死体/ジェフ・アボット(古)
・図書館の美女/  〃(古)
・図書館の親子/  〃(古)
・図書館長の休暇/  〃(古)
・人間椅子 江戸川乱歩 背徳幻想傑作集/江戸川乱歩
・怪獣男爵 横溝正史少年小説コレクション1/横溝正史
・ミステリと言う勿れ9/田村由美
・本の雑誌 2021年8月号
・哀愁新宿円舞曲 増補版/都筑道夫
・なめくじに聞いてみろ 新装版/都筑道夫
・ゴーストタウン 冥界のホームズ/柳広司
・飢渇の人 エドワード・ケアリー短篇集/エドワード・ケアリー
・サチコと神ねこ様6/wako
・サクッと気軽に楽しめるぬりえ帖/mizutama

・路上派遊書日記/南陀楼綾繁(古)
・はみだしっ子 全6巻/三原順(電書)
・三原順傑作選 ’80s/ 〃(電書)

・水晶宮の死神/田中芳樹
・迷宮の扉 横溝正史少年小説コレクション2/横溝正史 
・ミステリマガジン 2021年9月号
・長めのいい部屋・かわうそ天然気分/フジモトマサル
・見知らぬ人/エリー・グリフィス

・せどり男爵数奇譚/梶山季之
・本で床は抜けるのか/西牟田靖
・兇人邸の殺人/今村昌弘
・硝子の塔の殺人/知念実希人
・炎舞館の殺人/月原渉
・皆川博子随筆精華II 書物の森への招待/皆川博子
・パーカー・パインの事件簿(新訳版)/アガサ・クリスティ
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この調子で4日毎更新
がんばればがんばれるときがんばろう

この月は兇人邸かな 楽しみにしてるシリーズ第3弾だし
今作は[謎の巨人]を隠れ蓑に2方向から殺人が進行する
見どころのひとつはやはりふたりの関係性で
「比留子さんが葉村の身を案じるあまり事件から彼を遠ざけようとする(自分で呼んだのに)」ところ
ふたつめは「安楽椅子探偵と化した比留子さんがワトソン役の重要性について説く」ところ
ふたりとも相手に対して臆病なくせに頭脳と行動力があるものだからお互いの行動予測ができなくてぶつかったりアワアワしたりする
いやぁ青春だなぁ…(そんなこと言ってる状況ではない
特に印象に残ったのは生死の際に立った比留子さんにとある人物が
『頼っていいのよ!』と言ってくれた場面
この言葉で過去の呪縛から少しは解き放たれただろうか
過去挿入の仕方がちょっとサマーキャンプ(ふぇごイベ)に似てたかな
しかし斑目機関どんだけや研究範囲広すぎやろ
この研究をもっと進めたら明智さん生き返るのでは?とか思いたくもなるよなあ葉村くん(そしてそれは元の明智さんではないこともよくわかってる
あとラストに重元さん出てきて終わるのズルくない?
続き気になってたまらんわ 続編はよ

はみだしっ子の電書は文庫版
HCコミックスは手放してしまったので買い直し
買って夜通し読んでしまったわ懐かしい
少女マンガの入り口がこの作品だったのは幸運でありある意味不幸でもある(普通の少女マンガへの分かれ道が消えたという意味で
ていうか少女マンガジャンルじゃないよね(当時の白泉社系少女誌の傾向
連載リアタイ組だったので最終回付近の連続衝撃によくぞ耐えたわ自分w
よく考えたら男性観もアンジーで確定されてしまった気がする
ウン十年経過した今でもこの手の男性像に弱い(大きめの振り幅はあるけど

他には読書メモ読み返すと
【ネコメンタリー 猫も杓子も】某作家さんの回を観直して一時停止しながら本棚の書籍を可能な限りメモる とかいうことをしてたらしい
だって人の本棚ってめっちゃ気にならない?自分はめっちゃ気になる
作家がどんな本読んでるのかなとかさぁ
映画やドラマやアニメでも本棚が映ったら並んでるタイトルを凝視だよ