先日ついに『25ans』デビューをしました！

20代の頃から気になっていたファッション雑誌。

本屋さんでちらっと見るたびに「私と住む世界が違いすぎる」と思っていました。

私なんかがこんなにもキラキラした雑誌を読むのは雑誌を作った人にとって想定外なんじゃないかとか、レジに持って行って「こんなもっさりした地味な女が『25ans』買うの？　ウケる」と店員さんに思われたら嫌だなとか、いろんな妄想をするわけです。

全部、自分の思い込みで勝手な想像です。

雑誌を作った人が「あなたが読む雑誌ではありません」なんて言うことも、店員さんが「あなたみたいな地味な人がこの雑誌買うの？」なんて聞いてくることも、そんなことはありません。

そう、ただただ被害妄想も甚だしい勝手な思い込みです。

30代半ばになり自分を変えたいって思うことが増えました。

『25ans』のようなエレガントなファッションもしてみたい。

ブランド品に興味ありませんみたいな感じでいたけど、本当は一流にふれてみたい、身につけてみたいと興味があります。

興味がないフリをしていたのは、「自分にはどうせ買えないし、着こなせない」と思っていたから。

本当はめっちゃ興味ありまくりなのに、自分の本心に嘘をついていました。

自分には似合わないから、掲載されている物が買えないから、着こなせないから、周りから笑われたくないからという、とてつもない恥ずかしさがありました。

本屋さんのファッション雑誌コーナーに、『25ans』はありました。

ちょっとペラペラとめくってみます。

「あ〜、私とはやっぱり住む世界が違う〜」と思いつつも、「一度でいいからゆっくり読んでみたい」という思いが芽生えました。

思い切って、そのままレジへ持って行き購入。

家に着いて、雑誌を開きました。

私が知らない、ふれたことのない世界がありました。

眺めているだけでも楽しい内容ですてきなファッションや考え方も多くて、もっと早く読んでおけばよかった……！　と思いました。

めっちゃワクワクして、ドキドキして、ファッション雑誌を読んでこんなにも心が躍ったのは初めてです。

雑誌に掲載されている服やバッグなどは手に取ったことのないようなお値段のものばかり(笑)

でも、今までだったら

「高い！　一生かかっても買えない」と思ってしまっていたのが、

「ちょっとがんばってお金貯めたら手が届くのでは？？」と考えが変わったのも驚きでした。

30代になって考え方が変わったのか、仕事も変わって以前より金銭的に余裕ができたからなのか、これは私にとって良い変化だと思いました。

今月号も購入し、さっそく読んでいます。
コートがめちゃくちゃ可愛い。

しばらくの間は『25ans』の世界にどっぷり浸かっています。