先日、「会計の世界史」という本を読みました。世界史・音楽・アートにからめて会計の歴史をエンタメチックなアレにしてある良書です。前半は読み進めているはずなのに気が付くとなぜか「ポール・スタンレー自伝」を読んでいるという、悪辣極まりない卑劣な罠に何度も見事に引っかかっていたオレ様ですが、途中からは一気に読んでしまいました。鉄道事業を始めるスケール感ってすごい。オレ様も見習わねば。ちなみに「ポール・スタンレー自伝」はずいぶん前に読んだ本です。読後感がまるでなんかのセラピーを受けたかのような（セラピーって受けたことないけど）、不思議な感じの本です。ポール・スタンレーすごい。

そしておなじみ楡修平の「砂の王宮」も読みました。途中まですんごく面白かった…けど、最後の着地っぷりのヌケ加減は今ひとつ。途中で時代が変わり、会話に状況説明がやけに多くなりだしたところから、ふつふつと怪しさが湧き出てましたけど、案の定って感じ。この人の小説、最後でこうなるのが意外と多いと感じます。メチャ長くなってもいいから、前半のような重さで最後までイキきってもらえると最高なのよ！

その、途中までの面白さが凝縮されている箇所。「ビフテキにフォークを突き刺し」って表現最高。ビフテキにフォーク。突き刺し。この感じで最後までイッて欲しかったのYO！！！

NEXT GIG!!!
渋谷GUILTY
「BRAIN SHAKES」
adv/door　2400円 / 2900円
open/start　18:30 / 19:00
カナシバリ / Overse / GROWING'S / YAS33
※カナシバリの出番は20:20～予定です。