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人の容姿をなぜバカにしてはいけないのか

郁です。
久々の晴れ間にウキウキしています笑
今日こそはジョギングに行けるかなー!

さて今日は、『人の容姿をなぜバカにしてはいけないのか』について書いていきたいと思います。
いや昨日、そういう発言を身近な人がしていて、かなり不快だったんですよね...


人の容姿をバカにすることは、誰かを傷つけること

多くの人々が、見た目について意識を持ち、時には自分に自信がなく感じることもあります。
あんまりこう...自分の容姿に自信満々な人ってなかなか見ない気はします。

そんな中で、誰かの容姿をバカにするという行為は、その人の心に深い傷を残す可能性がありますよね。
人は、おそらくほぼ誰しもが自分の外見に対して不安やコンプレックスを抱くことがありますが、他者からの否定的なコメントやジョークは、その不安やコンプレックスをより深めることになります。
その結果、精神的な苦痛や心の傷が生じる可能性があるわけです。


自信を失わせるだけでなく、その人の価値を見た目だけで判断してしまうことは、教養がない行為とも言えると思うんですよね。

そもそも、公の場でそんなことを言えてしまう人とは、あまり付き合いたくないというか...正直、社会人にもなって、言っていいことと悪い事の区別もつかないのかなと思ってしまいます。

誰しもがリスペクトされるべき個性と価値を持っているわけで、見た目による評価は避けるべきです。

また、まず外見というものは、個々の価値や能力を正確に反映するものではないですよね。

人は生まれつきの特徴や遺伝子、または環境の影響を受けて様々な容姿を持ちますが、それがその人の内面や人間性を決定するものではありません。

外見だけで人を評価することは、その人の多様性や豊かさを無視することにつながりますし、個人的には見ただけでわかるような、ある種単純な情報で他人をジャッジする行為は、とても浅はかな行為だなと感じます。

さらに言えば、人は成長や経験によって変化するもの。
外見は時間とともに変化する可能性がありますが、人間の本質や人格はそう簡単に変わるものではないですよね?

そのため、容姿だけでなく、その人の持つ価値観や行動を尊重することが重要だと思います。

異性の容姿を揶揄する心理=コンプレックス?

自分に自信がない
「いじり」だと思っている
あんまりたいしたことだと思っていない?

一般論として、「人の容姿、とりわけ異性の容姿を揶揄する人は、何かのコンプレックスがある」と言われます。

本人にその自覚はなくても、何らかのコンプレックスが働き、人を見下したいという行動心理につながっていて、そういう人は他人の容姿に言及することが癖になってしまっているーと。

実際、容姿をバカにする人の心理状態を本人に尋ねたことはないので笑、どうなのかはわかりません。

わかりませんが、そもそも心に余裕があれば、人に暴言を吐いたり、わざわざ人が気にしているようなことを平気で言ったりしないと思うんですね。

人の外見を面と向かって貶す時点で、「充実した人生を送れずストレスが溜まっている」と、わざわざ自分から訴えているようなものなんだと思います。

人の容姿をバカにすることは立派なハラスメント行為

社会において、ハラスメント行為という言葉は重く受け止められ、昔に比べて、それを意識するようになった人や企業が増えてきたなあと感じます。

ハラスメント(Harassment)とは、いろいろな場面での「嫌がらせ、いじめ」のこと。

他者に対する発言・行動等が相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えることをハラスメントといい、ハラスメントを行う側の意図や意識は関係ありません。

受け取り側の主観が重視されるため、たとえそのつもりがない場合でもハラスメントに該当する場合があります。

それにも関わらず、人々の間で容姿をバカにする行為がときおり見受けられます。

たとえば...

「同僚男性に『お前は胸がないし、視線に気ぃ遣わなくていいから助かるわー』と言われた」

「女性に対し『ブス』『おばさん』など陰口を言う男性がいて不快」


前述したように、容姿への否定的なコメントは、相手に深刻な精神的ダメージを与えるだけでなく、自尊心の喪失にもつながります。

こうした行為は、人の内面や能力を全く見ず、外見だけで人を判断してしまう教養がない行動と言えるでしょう。

さらに、容姿に関するハラスメントは、人々が自分に自信を持つことを妨げ、社会全体の差別や偏見を強化することにもなりかねないわけです。

ひとりひとりが持つユニークな個性や能力は、見た目では計り知れません。

だからこそ、容姿を理由とするハラスメント行為は、受け手の人格を否定するものであり、深刻な問題です。
それが男性であっても、女性であっても、です。

教養を持った社会人として、人を尊重し、肯定的なコミュニケーションを心がけることが重要です。

自己表現や外見は多種多様であり、それを認め合うことが、豊かで健全な社会を作り上げる基盤となると、個人的には思います。

対処法とは

1.無視する、距離を取る、縁を切る

「あの子の目つき、悪いよね」「あの人老けてない?」などと人の容姿に文句を言う人がいたら、まず同調しないことが大切。

否定的な意見に賛同してしまうと仲間だと思われてしまい、今後も聞き役になってしまう可能性があるからです。

特に、仕事と関係ない要素(容姿や服、出身、言葉使いなど)が理由の悪口は、加わるだけで自分の良心のレベルも下がります。

また、縁を切れるような仲であれば、縁を切るのがおすすめです。

2.注意する

相手との関係性にもよりますが、きちんと注意するのも一つの方法ですね。

仕事と関係のない容姿に対する悪口などに対しては、「よくないと思うよ」「そういうのはよくないよ」と注意すると、反省を促せる...かもしれません。
悪気なく言ってしまうタイプも、もしかしたらいるかもしれませんしね。

ただし、注意したことで逆に反感を買って、人間関係に影響することもあるため、相手との距離感をきちんと見極めることが大切です。

終わりに

ネットなんかでは見たことありましたけど。今まで、友人や同僚、先輩などに、そういう『容姿を揶揄する人』が実際にいなかったので、ちょっとびっくりしたというか...「本当にいるんだ!?」と思って、思わずnoteにも書きました...

個人的にその手の人は嫌いなので、距離をとりつつ、対処していきたいなと思います...

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