マガジンのカバー画像

私は今、夜明けを待ちながら。〈長文noteシーズン1〉

79
作家になるには文芸誌の新人賞をとってデビューするしかないのだろうか――? 賞レースに敗れ続け、自費出版の可能性も金銭的に難しいと知り、あとはもう小説投稿サイトで奇跡を夢みるしかな… もっと読む
運営しているクリエイター

#noteでよかったこと

「2020、私はnoteに小説をアップする」と心が静かに定まったんだ。

頭をからにして掃除機をかけながら心を自由に泳がせていたら、「よし。2020年はnoteに小説をアップしよう」と心が静かに定まるのを感じた。“私は何を怖がっていたのだろう……いや、怖がってはいないな、ケチケチしてたんだな、それと『賞』が……やっぱり『新人賞』が、欲しかったんだ、あきらめられなかった、あきらめたくなかったんだ。わかってる&わかってた。だからまたチャレンジを続けたんだ。そして結果は出なかった。どこまで行っても「ゼロ」。相変わらずの「夜明け前」。だけど、もう一度挑戦し

The dawn of a new day, everything changed.

ここ数日、書けずに死んでいた。 書けない日々は、私を狂わす。ぐっすり眠れない。使われるべきエネルギーが頭に溜まったまま、言葉にならない何かがぐるぐるぐるぐる回り続けている感じで、夜に向かうほど泣きたくなって、だけど涙なんか出なくって、「もうこのまま、一生このまま、なにも変わらないんじゃないか……」って不毛感と無力感が募ってきて、呑み込まれる、食べられる――? そうだ、いっそのこと全部丸ごと食べられてしまえばいいんだ。“半殺し”だから辛いんだ、苦しいんだ、痛いんだ。さぁもっと、

「書かない自由」、その先で。

ここ数日、家のことで忙しく手を動かしたり気を巡らせたりしながらも、常にどこかではそっと耳を澄まし続けているような感じがあって、内側にじっくりコトコト煮込んだスープが出来上がるのを――もしくは丁寧に淹れたコーヒーのように、何かが何かを通過して、ぽとぽとぽとぽと、滴り落ちては溜まっていくのを――心静かに観察しながら、私は“待って”いたのだろう。 何を? 書きたくなるのを。 「さぁ、書くぞ!」と心と体が一致して、自発的に動き出すときのあのスムースな感触を。 そして思った。 「

「恥」と「タイミング」と、おまけに「悪者か神か」と。

気づいたら、図書館の返却期限が、一日、過ぎていた。 「いつの間に、二週間……?」 前日までは覚えていたはずなのに。日が変わったら、ネットでさくっと延長手続き(予約が入っていなければ1回まで可能)するつもりだったのに。 飛んでしまった。 ……ショック。 私は落ち込んだ。約束は守りたいし、時間や期日は破りたくない。例えばこれがレンタルショップだったら、延滞金を支払って自分が痛い思いをすれば済むことなのだろうけど、タダで利用している図書館(本当に、とってもお世話になっているのだ)で

「予知夢だったらいいのにな……」と心底思ったnoteの夢。(そうさ僕らは、愛し愛されて生きるのさ♪)

そういえば、夢をみたのだ。 11月の28日だったか、29日だったか……。 夢の中で私は「やったーーーーー!!!」と歓喜の声をあげ(おそらくは実際にも声が出ていたのではないだろうか?)、その高揚感に包まれたまま(たぶんバンザイしそうな勢いで)パチリと目が覚めた。朝方だった。 それは短い夢だった。 夢の中の私は、目覚めてすぐにスマホをチェックする。 見ると、noteからのメールが1件。そこには「あなたのnoteが紹介されました」的な文章が記載されていて(はっきりと“言葉で”覚え

深く潜って、高く飛べ! 神は細部に宿るらしい。

冬至に向けて、『陰』の力が極まってきている。暗くなるのも早くなり、16時半にはもう部屋の灯りをつけたくなる。そして、つける。そういうことを、前よりはずっとスムーズに、できるようになってきた。なっている。 ちなみに、以前はいちいち「稼いでいないのだから……」が頭をよぎり、ガマンしようとする癖がついていた(夏はクーラー、冬は暖房など)。それと罪悪感。しかし「罪悪感」こそ万病の元!(?)。私は私を幸せにするのだから、これとは縁を切ったほうがいい。そして自分にガマンを強いている人間は

noteをはじめて1ヵ月半の私は「自分にチャンスを与えたい!」と泣いていた。(「#熟成下書き」企画に乗っかって)

せっかくnote公式さんが「 #熟成下書き 」という年末にぴったりの大掃除企画を用意してくれているので、私も2つ目の穴(?)を掘り起こしてこようと思う(残る穴はあと2つ。意外に少ない?)。 さぁて、うまくいくかな……(今回はちょっと自信ないかも……)。 * * * 自分にチャンスを与えたい。2018/11/01 16:56 11月だ。『note』をはじめて1ヵ月半。 新しい空間に体を馴染ませるには、とにかく書いて書いて書きまくろう! でも、自分にとって“違うこと”は

冬至を前に「まさに『陰』極まりて……」って感じだな。今日は小雪もチラついている。

ようやくの日常。ひとりの時間。ここに戻ってきた。戻っている。 ふぅ~…………。ずっと呼吸が浅かった。わかっていたけど、精一杯だった。精一杯、全力を尽くした。尽くそうと意志をもって臨んだ。いつか、後悔しないように。誰かの“ため”、というより、“自分が”後悔したくないから。 これで憂鬱だった年内の「3つの山」は、すべて無事にクリアしたことになる。「お疲れ、自分。よくやった」と、誰もほめてはくれないので自分で自分に労いの言葉をおくろう。一番の友だちは自分。ずっとそうやって生きてきた

Beyond、「2018」→→→「2019」!!

とりあえず……年内の「やらなきゃならないこと」がすべて終わり、あとは「やれればいいな」の“美容院で髪を切る”を残すばかりに。 ふぅーーー……ようやく大きく息を吐ける感じになった(文字どおり「ひと息つく」だな)。実際こうして『note』に来られているしね。 やっぱりこの時間、落ち着くわーーー。 ザ・平穏。 たぶん私にとっては「瞑想」みたいな時間なのだと思う。 心の中のもっとも静かな場所(?)に降り立つというか、帰る(還る?)というか……。 書けないと、その時間を確保できない

静かな湖畔の森の影から「答えは己の中にある」なんつって。

そうなのだ。多くの人は「5400字って多いと思う?」なんて聞かれても、ピンとこない。私だって、パソコンが勝手にカウントしてくれなければ、それが何文字くらいかなんて全然ピンとこないもの。結局は、おもしろいかどうか。響くものがあるかどうか。……いや、わかっていたけどね。ここは静かだ。それは“私が望んでいるから”なのだろう。 現実。 現実。 現実。 ↓ ↓ 弱気と好奇心と、誠実さと奔放さ、不安とわくわく、などなどなどなど、“1つ”なわけがない。“1つ”なわけ、ないんだ‼

内なるJOYとLOVEのエネルギーで、魔法をかけたら、レッツ・ダンス☆

水瓶座の新月パワーに乗っかって(心の中には年末の水瓶座でのグレート・コンジャンクション。“ここまで”は、現在進行形の「山羊座祭り」を目指しながら、そして“ここから”はもう、この先の「風の時代の到来」を意識していきたいところなんだな♪)、『くちびるリビドー』の第1話、公開させていただきました♡ 読んでくださった方、スキをくださった方、うれしいです。ありがとうございます♡☺︎♡ ちなみに今回のマガジンのタイトルは「長編小説『くちびるリビドー』を楽しROOM」(←誤字ではないよ

自由に生きるためには、やっぱり「お金」が必要だよな……を今またここで久々に。

昨日知った『ねじまき鳥クロニクル』の舞台化のニュース(新潮社の村上春樹公式メルマガ?で知ったのだ、遅ればせながらに)。観に行きたすぎて、久々に「お金と自由」について考えている。さらに銀色さんの『つれづれノート36』を読みながら、“こんなふうに生きられるのは(物理的&現実的に)、やっぱり「お金」がある(自分で稼げている)からだよなー”と、冷静に(妬みではなく)しみじみ。 “お金がある”ということは、行きたい舞台のチケットを躊躇うことなく買えるということ。少しあれば高速バスで、

今年はひとまず、すでにある「宝物」を磨きたい。

ニャン・ニャン・ニャン。「2」のエネルギー渦巻く、令和2年(2020年)2月22日。魚座の季節。じりじりと公開を続けている『くちびるリビドー』は、昨日ようやく〈第2部〉までをアップし終えた。 「今年はひとまず、すでに“ここ”にあるものを磨き上げていくことにしよう」 もう何年も『賞レース』というものに挑み続けてきて、自費出版なんかも検討し、でも金がないことは明らかで、そうしてnoteにやって来て(2018年9月)、なのにnoteではどうしても作品を発表する気になれなくて、その

「面白いことが巻き起こっていても、いつも“待ってるだけ”だから、全然出会えないんだなー」って、数日前からしみじみ。

まずは、ここまでの流れを簡潔に。 はい。というわけで、日曜日。晴れから曇り、そして雨へとぐんぐん天気が変化していった今日、雨が降ったらいっきに体が軽くなったのを感じながら、“そしたらついでに(自然に)心までスッキリしてくるよね☆”を実感しながら、これを書く。今日こそ、仕上げたい。 ☺︎ はじまりは、何気ない、いつもの「note公式」からのおすすめ記事☟ 毎回メールで送られてくるから、なんとなく目に入り、ざーーーっと目を通すことが多いのだけど、今回は「ヌード」というパワ