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私は今、夜明けを待ちながら。〈長文noteシーズン1〉

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作家になるには文芸誌の新人賞をとってデビューするしかないのだろうか――? 賞レースに敗れ続け、自費出版の可能性も金銭的に難しいと知り、あとはもう小説投稿サイトで奇跡を夢みるしかな… もっと読む
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#暮らしと創造

「2020、私はnoteに小説をアップする」と心が静かに定まったんだ。

頭をからにして掃除機をかけながら心を自由に泳がせていたら、「よし。2020年はnoteに小説をアップしよう」と心が静かに定まるのを感じた。“私は何を怖がっていたのだろう……いや、怖がってはいないな、ケチケチしてたんだな、それと『賞』が……やっぱり『新人賞』が、欲しかったんだ、あきらめられなかった、あきらめたくなかったんだ。わかってる&わかってた。だからまたチャレンジを続けたんだ。そして結果は出なかった。どこまで行っても「ゼロ」。相変わらずの「夜明け前」。だけど、もう一度挑戦し

全部叶うなら、今、どう生きる?

「とにかく今日は、これだけ覚えて帰ってください☺︎/*」って言いたいくらい、今日はもう、このタイトルを記しただけで、ある意味満足。 “ねぇ。全部叶うなら、今、今日、明日、あさって、どう生きる? 何を選ぶ/選ばない?? 何をする/しない/続ける/やめる???” 叶うってわかっていたら、もっとこんなふうに過ごすのに。 叶うってわかっていたら、きっとこんなふうには過ごさない。 「だったらもう“全部叶う”ってことにして、それ前提の生き方をすればいい。そういう『現実』が、未来を

2019秋に「木星×射手座期も残り一ヵ月きってるよ」なんて言いながら。

前回の長文noteを書いてから、2ヵ月ちょっと……。 あれから「9月」「10月」と、新しい物語(400字詰め原稿用紙で50枚の短編小説)の“立ち上げ→執筆→磨き上げ”に日々の時間とエネルギーを捧げ、いちおうの目標にしていた「10月末の完成」をひとまず達成し、“ぎゃー、疲れた。また白髪ふえたんじゃない?”とか言いながら「11月」へと滑り込み、……ヘナで髪も染めたな(食品用ポリ袋の中に作って、薄いゴム手袋はめて直接手で塗っていくのが私のやり方)……美容室にも行ったよな(途中で銀

愛を、はじめたい。

今日は noteのURLが note.mu から note.com へ移行完了したということで、久々にパソコンを開き、自分のホームページを修正したりしていた。 で、『「お知らせ」というより「お便り」みたいな気分で ~こちらは今、こんな風が吹いてます~』というNEWSのページも、久しぶりに更新。 ■2019-11-25 創作活動に集中していた日々が、もう(また)すっかりと遠くに感じられる。 新しい小さな短編をひとつ仕上げ、「でも物語は続いてく」と確信しつつも「ちょっと休憩」

期待を手放し、自分の力で生きていく発想に、シフトチェンジするタイミング=チャンスと思って今を生きる。

いろんなことを簡単&時短で“外側に”求め続けてきた人と、時間がかかってもじりじりと自分の“内側に”探し続けてきた人とでは、これから「見える・感じる世界」がぐんぐん(ますます)異なって?くるのだろうな……。わが家は道の途中。どこにも属さず、自分たちの力で暮らしていけるように……と夫婦それぞれに時間をかけて取り組んできた。国(や社会や会社)に頼ってもムダだということは、震災のときに腹の底から味わった。だから今回は「みんなまだ、国に期待しているんだね」と、なんか笑える。あの『東日本

世界が急変しても、私が欲しいと思ってきたもの・必要だと感じてきたことは、変わらないから。

5月。一年で一番好きな、だからこの季節に生まれたんだろうな~~~と毎年みごとに確信させられる、5月、May。世界がこんなふうに変化して、でもこれは一時的なものなんかじゃなく、これからきっと私たち地球人は「こっち側、このnewワールド」を生きることになるのだろうな……と日増しに感じながら、でも “とにかくどこかに出かけたいよーーー!!” なんて募らせながら(さすがにここ最近はね。髪も切りたいし)、家の中でなにか特別なことをするわけでもなく(別に花も注文しなければ、どこかから食材

今日もここから、私は世界に『物語』を提供する。

ゴールデンウィーク明けの月曜日。風がとっても強い(強かった)、こちら仙台より☺︎/* 今朝は社会が少しだけ動きを取り戻したような音がしていた。街に人が戻ってる? もうみんな出かけたくてウズウズしてるよね(私も。とにかく髪を切りに行きたいよー)。気温が上がることで、ウイルスの力は弱まったりしてくれるのだろうか⁇(でもこれからはきっと毎年、一年の半分くらいはこうして閉じこもって生活しなきゃならないようになるのかも?) なんて小さな希望(と生々しい現実)を夢想しつつ、今日も私は私に

いつかあなたがここを訪れるとき。

いつかあなたがここを訪れるとき、 やっぱり私は孤独に光っていたいと思う。 この“孤独さ”は私にとって 守り抜いていきたいものの1つ。 そんなことを今日も 掃除をしながら考えていた。 自分の内側の、 本当の気持ちに辿り着いたときって 呼吸が深くなっている。そして思い出す。 せかせかするのは寂しいとき。 心がまた少し、弱っちゃっているとき。 ……そうだね。雨の季節は苦手なんだ。 髪の毛みたいに、心のひだひだも あっちこっちにぐるんぐるん。 どんなにドライヤーで伸ばしても、