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アウターを長持ちさせる洗濯術

6年前に買ったパタゴニアのウェアのジッパーが壊れ、交換してもらいました。
その時パタゴニアの方に製品を長く使う秘訣を聞いたので、戒めも込めて記事にします。
手入れの方法が間違っていると、無自覚にお気に入りの服を傷つけてしまいます。
この記事を読んで、正しくお手入れしてお気に入りの洋服を長く楽しめる人が増えたら、嬉しいです。

1. 雨に濡れたら洗濯をしっかりする


みんなが1番勘違いしている手入れの方法は、雨に濡れたらそのまま乾くまで干しておくことです。
GORE-TEXは雨に強いし、あんまり洗う必要がない。洗うとコーティングが落ちて、すぐダメになると思ってました...
これが本当に間違いです。
雨は不純物を含んでおり、雨に濡れることはそれだけでとても汚れています。これは雪や汗に関しても同じです。

雨に濡れたら洗う!

そんな普通の洋服と同じように手入れをするだけで、長持ちするお手入れになります。

2. クリーニングではなく、家で洗濯が推奨


実はクリーニングに出す必要ありません!
私の場合、毎年2回ほどウェアをクリーニングに出してました…

あまり知られていませんが、GORE-TEXや撥水性の機能を持ったウェアは、自宅で選択できる製品がほとんどです。
そのためタグを見て洗濯マークの表記に従って、洗濯機で洗うだけで十分です。

その時に注意して欲しい点が、1つあります。

それは柔軟剤も、漂白剤も使わず、液体の中性洗剤のみを使用して、洗濯をすることです。

液体の中性洗剤のオススメは?という方は、以下の記事をお読みください。
オールユアーズの木村まさしさんがnoteで、丁寧に説明してくださってます!
ダメな人のための洗濯の知識


また家庭での洗濯を推奨している理由は、クリーニングの場合、
すすぎにきれいな水を使っているか、石油系溶剤を使っているかを確認する術が尋ねる他ありません。
そんな理由もあり、家庭での洗濯が推奨されています。

3. 乾燥機にかけると撥水性が復活する


ここ1、2年ほどウェアの撥水性がなくなり、困っていたため、
クリーニングに出す際に、撥水加工もお願いしていました。
約3ヶ月に1回程度行っていたこともあり、すこし撥水性が戻りルンルンでした。

そもそもドライクリーニングの際に撥水加工をお願いすることは、正しいお手入れです。
ただ撥水性のあるウェアが「最近あんまり撥水しないな。」と思ったら、1つだけ試して欲しいことがあります!

洗濯、乾燥後に、乾燥機にかけること!

大丈夫?と思うかもしれませんが、これはGORE-TEXのページでも推奨されています!
撥水加工については永続的ではなく、経年劣化はするものです。
ただ加工自体は消滅することなく表面に残っています。
それを熱を加えることで、復活させることができます。


乾燥機がないよ!という方は、低温・スチームなし・あて布アイロンやドライヤーを表面に当てるのでも効果があるので、ぜひ試してみてください。

それでも戻らない場合は、専用の撥水剤を使用することをオススメします!

今回の記事が少しでも役に立って、お気に入りの服を長く楽しめる人が増えるといいなと思います。
洗剤とか結局何がいいのって方は、下記のリンクも見てみてください。

参考URL
- https://www.patagonia.jp/product-care.html
- https://www.gore-tex.jp/gore-tex-wash-instructions
- https://amzn.to/2SIIWSC


最後まで読んでいただきありがとうございます! それだけで次を書こうと思う原動力になります。 もし少しでも良いなと思えたら、スキやシェアもしていただけたらなお嬉しいです(^^)