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「仕える」とは、何に仕えるということか?

仕事とは何ぞや?



「ああ、仕事は、生活のためですよ。仕事あってこその生活です。だから多少、面倒でも、嫌な仕事でも、我慢してやるしかありません」


「やっぱり大人になったら、仕事ってしなきゃいけないの?大人たちを見ていると、無理に仕事をしているように見えて、どうしてもやる気にならないというか、現実、自分が大人になって仕事をするようになったら、今の大人たちと同じようになっちゃうのかなあって。正直、仕事しなくても生きれる世の中作ってほしい」


「仕事は、私にとって成長の機会であり、なくてはならないものです。だからこれまで、自分が成長できるかどうかという観点で仕事を選んできました。最近は、今の仕事に成長を感じれなくなってきているので、また転職するかもしれません」


「仕事?今まで、仕事なんてしたことないですよ。俺、ずっとニートなんで。親が生きているうちは、好きなことだけさせてもらいます。それでも生活成り立つんで無理しません」


「私たちは、仕事によって、生き甲斐を感じることが出来ます。人との関わりの中で、助け合いが生まれます。何よりも、世の中に必要とされている実感を持つことが出来ます。だから、仕事はお金だけのためじゃない。人生そのものだと思っています」


「何言っちゃってんの?仕事は、どんだけ効率的に楽してがっぽり稼げるかでしょ?如何にして儲けるか。儲けの無い仕事は、仕事とは言えないっしょ!視点が違うんだよ、視点が!」


「ああ、毎日、仕事に行くのが辛いんです。毎日の通勤もうんざりです。これだけ懸命に働いても、働いても、働いても、一向に生活が楽にならない。でも辞める訳にはいかないんです。今、仕事を失ったら、死ぬしかありません…でも、もう体も限界です…」


「私は、仕事は、社会の礎だと思っています。一人ひとりの役割をまっとうすることで、世の中が回っていく。だから、仕事とは、華やかな人気の職業だけが仕事ではありません。誰もやりたがらない仕事も世の中にはたくさんあります。そういった仕事の方が、本当は大切なのかもしれません。だって、そういった仕事は、社会の根幹を支えるものだから。私は、そういった自分の仕事に誇りを持って従事しています」…。



仕事について、実に様々な捉え方、思いがあるようだ。仕事という字は、「事に仕える」と読む。


金に仕えるようなことでは、それは仕事とは云えぬということだ。


「仕える」とは、何に仕えるということか?


この視座が重要だ。


人間は、人間の立場だけしか視野を持たない。


この視座の低さが、世の中を混沌化させ、不満と不安と失望を生み出している原因であることを推して知るべし。



得に、会社の社長さんよう。


社長さんも事に仕えているということを肝に銘ぜよ。


社長にとって、事に仕えるとは何ぞや?


まさか、自分の会社だからといって、従業員を社畜にして、自分は胡坐をかいている状態であれば、即刻、梯子を外すことになる。


社長さんよう、お主、誰に仕えているか承知しているか?


そのことが分らない限り、社員たちが仕事の本質を理解し、幸福を得ることは出来ぬ。





そのことを肝に銘じ、仕事の本質を悟り、事に仕える生き方をします。





有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者